最近この手の話もアンテナ張ってる私です。
ご高齢の方が多く周りに住んでいることもあって、近所の方が亡くなられることが続いています。
つい先日も「101歳の御爺ちゃんが亡くなったので、自宅で葬儀をします。お騒がせいたしますがよろしくお願いします」とご近所の奥様がご挨拶にいらっしゃいました。
随分まえに外で自宅菜園の手入れをしているところをお見かけしたことがありましたが、そういえばもう何年もお爺ちゃんの姿はみたことがないことに気が付きました。
最近ご自宅での葬儀に参列したことありますか?
私は、20年以上前に一度友人のお母さんの葬儀の時にあったきりです。
葬儀といえば葬儀社のホールや公営の斎場がほとんどです。
その近所の方は・・・
「ごく親しい人、親戚だけでするので自宅でします」とのことでした。
自宅葬が減った理由は・・・
葬儀ができるようなスペースがとれない
自宅に知らない人が何人も押し寄せることの不安
勝手に台所を使われる(お茶や食事の準備などで)
ご近所に、お手伝いなどがお願いできない
自宅よりもホールの方が設備が整っていて楽
地域の差、風習、慣習にも違いはあるとは思いますが、大都市とその近郊では、こんなところがあげられます。
このご葬儀を近所の目で見ていた感じでは、亡くなられたお爺ちゃんも入院生活のあとご自宅に帰って来られて嬉しかったのではないでしょうか。
ご親戚の方が集まられて、ゆっくりとしたお別れの時間を共有されていらっしゃる感じがしました。
車が長く停まっていたので、きっと僧侶の方も、読経だけでなくお話もされたのではないでしょうか・・・
最近は家族葬という言葉で、こじんまりした葬儀のことが取り上げられていますが、本当にどんな葬儀がいいのか何にもない時に見ておかれるといいと思います。
いろいろ沢山あって驚かれると思いますよ。
ローズヒップ