こんな感じ。アセンダント魚座にピッタリくっついた海王星。7ハウスの月と10ハウスに近い太陽が土星と0度でキレイな柔軟Tスクエアを形成。
これ見た時、うわ…て正直思いました。太陽と月が土星と海王星のハードアスペクトに巻き込まれているというのは、公私両面で自力では解決しずらいトラブルに遭いやすいのかな？と思ったからです。
占星術を知ってる人ならわかると思いますが、太陽＝公的な側面で、月は私的、プライベートな部分を表しています。この両方が土星と海王星が関わるのは特に凶角の場合、公的にも私的にも土星と海王星の表す事柄に晒されるという事。良い意味では土星の現実を海王星の理想に当てはめようと努力するパターン。もう一つは現実的な土星を海王星が混乱させたり、型を崩してなし崩しにしていくパターン。醜聞や隠された一面が表に出たり、個人情報の流出から詐欺などに遭う可能性もあるという事です。固いはずの物（土星）が海王星の湿気にやられて溶けるイメージもあります。
出来れば太陽の理想を実現する方向で真面目に取り組みたいですが、アセンダントに重なる海王星は油断が生じやすい事を示しているので、大事な物を亡くしたり、誤解を受けたりしないようにしても、変な誤解を受けたり、評判に傷がつくような事は起こりやすいかもしれないので重々注意していきたいです。（そうは言っても普段から迂闊な言動があるので、完全に影響を受けないようにするのは難しいのかもしれませんが）
もし色々難しい問題があるとしても、大きな意味では視野を広げ、自分の狭い現実から博愛的な視点に変わる事もあるかもしれません。大人になると、日常生活を安定させたいため、行動範囲が狭くなったり、いつの間にか単調なルーティンに嵌りがちですが、アセンダントに海王星が乗ると、何が正解で何が間違っているのか判断しにくくなるので、いつもの自分の殻を破るにはちょうどいいかもしれません。
土星が射手座に入ったのは9月19日ですが、この時期に酷い風邪を引いて、40度を超える高熱を出しました。低体温気味で普段35度台が平熱の私にとっては子供の頃のインフルエンザ以来の発熱。さすがに体力がガタガタに落ちましたが、普段の体を脆く柔らかくする感じでした。硬くなり過ぎた体（あるいは意識）に介入してくるウィルスと免疫力の戦い。免疫って自分の体の恒常性を守る物ですから、土星ともリンクしているかもしれませんね。
この風邪、しつこくてまだ完全に治りきらず、熱が出たり引っ込んだりしている状態ですが、体が弱る事で精神的にはどんな影響が出るのか観察しています。
ずっと熱が下がらなければ、さすがに検査を受けなければならないと思いますが、こういう星が来てる時に発症する病気って簡単に治るような物だろうか？と少し心配(^^;;
良い面は7ハウスにある月、火星、木星。対人関係に関して付き合いの幅が広がったり、好意的に見てくれる人との出会いもありそう。色んな人とコミュニケーション出来たらいいなと思っています。
またMC近くに太陽と水星があるので、仕事も積極的にやっていきたい所。2ハウスの天王星、7ハウスの火星と調和的な角度なので、何か新しい収入を得るための方法を思いつく可能性も。積極的に動く事での開運ですね。
総じてアグレッシブさが必要なようですが、魚座の海王星はあまり現実的な事にフィットしにくい面もあるので、お金に貪欲になれずめっちゃスピリチュアルな方向へぶっ飛んでしまう可能性もあります。元々どちらかといえばボーっとしてるタイプなので、そっちに転びやすいかも。太陽とペアになっている土星の厳しい激励を受けつつ、前向きに努力しなければならない年かなぁと思っております。7ハウスの火星と冥王星、天王星のTスクエアは他者と関わる事で出てくるトラブルにも注意が必要かもしれません。あれ、これ引きこもりしてた方が良くないか…みたいに思えてきたのですが、太陽回帰図はあくまでも大まかなテーマなので、あまり深刻に受け止めすぎず、良くも悪くも今年の指針のようなイメージで乗り切っていこうかと思います。
太陽に土星が乗るのは滅多にない事ですし、今回は海王星も絡んでいるので、何かしらこれから大きな変化が来やすいのは確かですが、2年ほどはこのアスペクトに飲み込まれているので、色々鍛えられる事でしょう。(>_<)