こどものちから② | ねぇ、ご飯なに食べたい?~娘が神経芽腫になっちゃったよ 退院後編~

ねぇ、ご飯なに食べたい?~娘が神経芽腫になっちゃったよ 退院後編~

2013年5月に娘が神経芽腫という小児がんになりました。
神経芽腫 stageⅣ MYCN有り
でも負けない!
みんなで明るく楽しく過ごして家族みんなで乗り越えよう!!!ブログです(^o^ゞヨロシク♪

現在は経過観察中の外来を半年に1度行っております。


娘っち、幼稚園に滞在中はバンダナを巻いております


頭にビームを照射している為にあてた部分だけきれいに髪がありません


抗がん剤を始めてから徐々に抜けていった髪の毛


実は娘っち、生まれてから前髪以外は切ったことがなく、どうせ治療で抜けるならと病院で初めて髪にハサミを入れました


当初、髪の毛が無くなっていくことにショックでしくしく泣いていた娘っちでしたが、タイミングよく息子っちの乳歯が抜けた為『髪の毛も子供の髪の毛から大人の髪の毛に生えかわるんだよ』と嘘も方便と思いこのように説明しておりました


どこまで妹想いの兄なんでしょうね


結構前から前歯はグラグラしていたのに娘っちの髪の毛がこうなるまで待っていたかのようなタイミングなんだもん


シスコンパワー恐るべし...


そして、現在の娘っちは坊主が伸びた位まで髪がはえてきましたが前頭部と後頭部に髪がないので日焼けやけがには要注意なわけです  


一応、本人も気にすると思って隠す意味も含めて着けさせていたバンダナ


幼稚園復帰初日


担任の先生に聞いた話によると


先生『自己紹介の時に「娘っちちゃん治療いっぱいしてきてえらかったからその記念なの~」と言って髪の毛をクラスのお友だちに自慢してましたよ~お友だちも「えらかったね~」とか「がんばったね~」と声をかけてましたよ~


...自慢してたんだ


でもこの話を聞いて心の底から子供たちのことを尊敬しました


髪の毛のことを恥ずかしいと思うかもしれないと感じていた私が恥ずかしいんだと


その髪の毛を自慢している娘っち


そして、それを受け入れてくれた子供たち


この話を聞いてウルッときてしまった母


そして、そんな母を見てウルッとしていた先生



親の知らないところの世界を垣間見て、成長していることに幸せを感じた出来事でした