MMLの習得を目指して | YOUTAオフィシャルブログ「夢飛行」 ~すべてのバリアをこえて~

MMLの習得を目指して

最近、音楽の打ち込み作業のために「MML2MID」というフリーのMIDI作成ソフトを研究しています。

MML2MID home page

このソフトは、メモ帳などのテキストエディタにMMLを記述することで作成したファイルを、標準MIDIファイルに変換する音楽ツールです。
MMLとは [Music Macro Language] の頭文字をとったもので、コンピュータ上の音楽記述言語の一種です。
一方、MIDIとは [Musical Instrument Digital Interface] の頭文字をとったもので、電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための規格のことです。

さて、ここでMMLが具体的にどんなものなのかを簡単に示しておきます。

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[c d e f g a b] で 「ド レ ミ ファ ソ ラ シ」 を表記します。
音符の直後に [c2 d4 e8 f16 …] などと数字を付加して音の長さを指定します。
. で付点、 ^ でタイを表します。
+ でシャープ、 - でフラット、 * でナチュラルを表します。
休符は r で示します。
[o1 o2 o3 o4 …] などのように音列を指定します。
ちなみに、 o4 の c が、ピアノの中央ドに当たります。
> で一つ上、 < で一つ下の音列に移行できます。
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ここに示したのは本当に基本的なコマンドだけなので、実際の打ち込み作業を行なうには、もっと多くの知識が必要になってきます(^^;
それで現在、このMMLと大奮闘中というわけなのです(^^ゞ

もちろん、これまでにもMIDIを利用した音楽の打ち込み作業は行なってきました。
ただ、今までは「テキストMIDI」という最も初心者向けのフリーソフトを使用していたので、細かい曲想の指定などができませんでした。

テキストMIDIのページ 2005年版

この「テキストMIDI」は、ひらがなで楽譜を表記して音楽を作成することができるフリーソフトです。
そのため、音楽の知識やMMLの知識がない人でも、手軽にMIDIデータを作成することができます。
しかし、本格的な音源を作成するには程遠く、知人のIT技術者から勧められて、私も「MML2MID」に乗り換えていくことにしたのです。
MMLの知識を完全に習得するまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、気長にこつこつと研究していきたいと思っています♪