ハリリーナと!!ハリコレ本新作秘話。テーマはかたおもい

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塗り替えられてしまうけれど、
毎日の積み重ねが、
なにかに
つながるかもしれないわッ！

これからも
よろしくお願いしマス
がんばるね!!!!!

わたしはいつも、

聞いた人が、

思わず凍りついてしまうような

救いようのない

かたおもいばかりしている。

このまえ、
ハリリーナは、
こっぴどく失恋した。

正確に言えば、
まだ、
失恋とは、
言えない段階かもしれない。

だけど、
おなじことだ。

温度差。
そういうのってわかる。
隣りに立った瞬間に。

空気を伝わって、
ただ、わかる。

その距離を
縮めようとしても、
近づこうとしたぶんだけ、
避けられてしまいそうで
踏みとどまる。

普段、
男女かまわず、
だいすきなひとには自分から
くっついたり、
手をつないだり、
寄りかかったり、
べたべたするくせに

本当に好きな人には
絶対にさわれない。
意識しちゃって
手もにぎれない。

ずっと。
もうずっとだよ。

何年もだよ。

かわいくふるまえる女の子が
うらやましい。
すきなのに、
すきじゃないみたいにふるまう。

それでいて、
ちょっとしたことで、
もういいや、ってあきらめて、
他を向こうとする。

でも、
きもちはいつまでも
変わらないからやっかい。

普段は、
「わたし、
あんまり
ひとのこと、
すきにならないんだよね」

とか言って、
すきなひといません
みたいにふるまっておきながら、

ずいぶん
長いこと、
ゆっくりじっくり
遠いところから
ひそかに好きな人を
思ったりしている。

お月さまを見るとき、
自分が前に進めたとき、
良い文章が浮かんだとき、
すごい歌を聴いたとき、

そのひとを思い出す。

本当にすきなひとのことは、
だれにも
相談できないんだ。

どこにも
書けないんだ。

他人に聞かれたときも、

「べつに
そういうんじゃないよ」
って。
へいきで
はぐらかしてしまうんだ。

こないだ、
すきってきもちに
ちゃんと向き合おうと思って、
仲良しの友達にうちあけてみたの。

そうしたら、
仲良しの友達は
口をそろえて言った。

「なんとなくわかってた！

最初から彼かな、って
思ってたよ！」

って。

さすがだった。

てゆーかばれてた。

で、
ハリリーナは先日、
ようやく素直になろうと思って、

すきなひとに
会いにいきました。

年末。
その日に限って、
いろんなひとから
唐突にお誘いが入った水曜日。

でも、
どうしても
会いたい人がいるからって
断って、
覚悟を決めた。

ここ何年かの間、
わたしは、
かれの口にする、
たわいもないことばを、
大切に大切に
大切に大切にしてきた。

それはときに
詩のようであり、
哲学のようであり、
ただの
アホのようでもあったりした。

そしてときどき、
私にとってひどく、
重要な言葉だったりもした。

彼のことばはいつも、
わたしのなかに
しっかりと残った。

でも、
私が大切に大切に
何度も何度も心の中で
くりかえしてきたことばは、
彼にとっては
なんてことなく口にした
軽はずみなことばで。

すきってきもちに
素直になって、
ようやく伝えようと、
一生懸命向き合おうとしたら、

笑われてしまった。
彼は笑った。
そんなこと

ほんとに言ったっけと

言わんばかりに。

ずっと言えなかった言葉。
言わなければよかった言葉。
すきなひとのことばの威力はすごい。

たったひとことで
相手を喜ばせることも、
一瞬で突き落とすことも、
簡単にできる。

だから
いつも願う。

どうか、
どうか、
好きになったその相手が
ばっさり切り捨てるひとじゃ
ないといいな

でも、
いつでも
わたしのかたおもいは、
こっぴどくやられる。

その日は
思わず、
聞き返してしまうような
悲しいことばが続いた。

その場で

うずくまって、

泣いてしまいそうだった。

とりあえず、
わかれたあとに
いたたまれなくて
なさけなくて
やるせなくて
車の中で
大泣きしながら、
それでも
大好きなアーティストのCDを聴き、

そのあと、
とても
真っ赤な目で家には帰れなくて、

ちょうど
注文していた作品を受け取りに
某職人の工房を訪ねた。

あらいざらい
めそめそと話し出したハリリーナの
なんともどうしようもないはなしを
ちゃんと聞いてくれ、
そうしておちついたころ、
某職人は言った。

「そういうきもちをうまく、
しょうかしていけたらいいよね」

消化…

とメモをとるハリリーナに、
かれは、

しょうか
昇華　だよ！

と笑いながら教えてくれた。
昇華のいみを
彼から教わったハリリーナは、

さっそく
昇華をしてみようと思って、
その場で
鼻をすすりながら
涙をふきながら、

ノートを広げて、
文章を書き始めた。

思ったこと全部全部全部書いた。

意味不明ななぐり書きが並んだ。

わたしは、
とてもみじめだった。
がっかりしていた。
失望していた。
それに、とても情けなかった。

こんな自分が
はずかしかったし、
とっても悲しかった。

かれだけじゃなくてさ、

もうほんとに

だれも、

だれもわたしのことなんて
女の子として
見ないんじゃないかって。
そう思った。

ひとりで
ずっとずっと
かんちがいしていた自分が、
はずかしかった。

その温度差に、
声をあげて泣きたかった。

ノートのなぐり書きを

拾い上げて、
言葉をまとめあげていった。

まとめあげた
一見、
なんてことない言葉の裏に、
隠れた感情と現状。

「これが昇華だ。」

と思った。

泣きながら書いている間、
某職人は、
黙って自分の作業をしながら、
ときどき
コーヒーとココアを
かわるがわる淹れてくれた。

そして、
ティッシュの箱を
とりかえてくれたりした。

わたしは、
良い友人を持った、
と思った。
ありがとうほんとにありがとう！

その夜、
帰宅してから、
寝ないで
パソコンに向かって
仕上げたもの。
それがね、
次のハリコレ本になった。
ハリコレ本

新作
テーマは
かたおもい。
これしかないと思った。
(その友人の工房には、

いちはやく販売前の現物を届けました。)

アホだよね
アホだよねほんと

自分でも、アホだと思う。

だって、

その日は眠れそうになかったの。
いてもたっても、
いられなかった。

いたたまれないことばが、
あとからあとから
降ってきた。

そのことばを
ていねいによりわけて、
ふくませて、まとめた。

ハリリーナは、
いつだって
かたおもい。

長い長いかたおもい。

でも、

かたおもいって
だれにでも
おこりうることだし
だれしも
経験するテーマだよね。

たとえば
今回のわたしみたいに
それが、
どうしようもなく
ひどいしろものだったとしても、

そのかたおもいから、
なにか
ひとつでも
得るものがあったらいい。
それを
受け取れたらいいよね。

今回のハリコレ本、

１冊目の
ハリコレ本は、
ハリリーナの
自己紹介本だったけれど、

今回の
ハリコレ本は、
前回のものとはちがって、

もっとテーマのある、
自分の言葉を使った
メッセージのようなものになってます。

ハリリーナの
今回の恋愛も、
さんざんなものでした。

長い長いかたおもい。

もうおわってるのに、
かたおもいって、
自分がおわりにしようと
思っても、
いつおわるかわからないんだ。

こっぷどくふられたとしても
そのあとにも、
そのひとを忘れなければ、
かたおもいはその先も
ひそかに続いていくわけだし、

ね。
先が見えないね。

一晩、
寝ないで
なにかに集中することによって
ギリギリの精神力が
ほどよい疲労感に
少しでも打ち消されて、

消化作業
昇華作業

本当に
なんだかちょっと、
気が紛れたと言うか、
救われた思いがしました。

とはいえ、
いまでも、

ちょっと突いたら
泣き出しそうなところにいて、
ハリコレ本の新作を
仕上げた満足感以外は、
ぐだぐだのわたしがいます。

元気なふりが
なかなかできないぜ！

でも、
いいこともあるわ。
この機会に、
少しずつ文章を書いています。

ねえ、
信じられる??

こんなに
おちこんでいるときに、
わたしは、
むかし…過去に自分が書いた、
ちょっとした小説の出だしや
ネタ帳を見ると、
ものすごく元気がもらえるのです。

希望が持てるような。
また立てるような。

自分が昔書いた言葉に、
元気をもらう自分。
なんなんだろうって
ただの自己満かよって
自分でもうたがいたくなります。

でも、
確実に元気もらうんです。
ことばのちから。
文章のちから。

もしかしたら、
それは、
わたしだけのものじゃないのかも。

ね。
そう思うと、
少し、
前を向いて
文章を書きだしたくなります。

いつか、
いまのわたしみたいに
文章のその先で、
笑ってくれる人が
いるかもしれないから。

わたしが
むかしから
思っていることがあるんだ。

切羽詰まった時って
すごい良い文章が
生まれるんだ。

ほんとにそう思う。

ひとは、
切羽詰まったとき、
良い文章が書けるんだ

いまのわたしは、
かなり

良い線、
いっていると思う。

ほんとは
まだまだ
出す予定じゃなかったから、
こんなかたちで
新しい本ができたのが
自分でも不思議。

でも、
とてもいい本だと思う。

恥ずかしくなんかない。
最高だと思う。(笑)

ハリコレ本って
今後も
少しずつ自分の言葉と写真で
かたちにしていきたいって
思っているんだけど、

こんなふうに
思いつきで
いつできあがるかわからないから、

今回だしたら、
つぎはいつできるのか
まったくわかりません。

手に取っていただけたら
嬉しいです

笑える要素はあまりないけれど、
考える要素は
結構あるんじゃないかな

だれかがさがしてる
こたえのヒントとか、

だれかがさがしてる
パズルのピースが、

みつかったらいいな

「ハリコレ
　かたおもい」

発売日2/4(土)

ご予約受付中です

発売日当日は、

ポンヌフにて

14:00〜19:00まで

ハリリーナdayやります。

詳細は→こちら★★★

今回は、
あらかじめのサインとかは
書かないから、
買って下さった方は、

それを持って、
イベントに
会いに来て下さいネ

そのとき
おはなしできるし、
必要ならそのとき書くね！

※今回は
なくなり次第終了になり、
その後、受注販売となります。

取扱店舗は
ポンヌフ高崎九蔵町店
こちらで通販可。

そして、
前回と違い、
ご予約いただければ、
ハリリーナのイベント時や
出店先などどこでもお渡しできます。

詳細は→こちら★★★

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ハリコレ本
と呼ばれる本の存在について。

意外と人気のハリコレ本です。
写真集のような本です。
ハリリーナの自己紹介本として、
2016．10月に
ポンヌフ高崎九蔵町店にて開催された
個展、ハリコレと同時に発売されたもの。
さまざまなあたまをしたハリリーナと、
なにがどうしてこうなったのかについて
語り口調でつづられたものである。
意外と好評である。

ほしい方は随時ご連絡ください。
ポンヌフ高崎九蔵町店での販売、
通販対応可。

または
ハリリーナまでお気軽に。

今後も
ものがたりじたて
イミシンじたてで、
ネタのある限り発行予定です。

よろしくお願いいたします

サイン書くから、
本を持って
イベントに会いに来てね♪←

くわしくは→コチラ★★★

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