ハン氏とハラリ氏の対談 | xyavのくしゃくしゃブログ

ハン氏とハラリ氏の対談

ニューズウィーク日本版はハン氏とハラリ氏の対談を報じています。


→こちら


https://www.newsweekjapan.jp/yukawa/2020/07/post-23.php


非常に長く すべては紹介できないのですが大変興味深い内容です。


優秀な世界中の技術者たちは、自分たちのアプリの使用時間をどのようにすれば増やして貰えるか、を目標に研究を進める。


その一つは恐怖をあおる、楽しさ、憎しみ、欲望などなどの感情のスイッチを効率よく押す方法を開発する。


親、と言う存在は子供の事を、そして子供の将来を子供よりよく知っていて、子供を育ててきた。


しかし親の知らない事をコンピューターが知っている時代になりつつある。


メディアの情報はメディアの都合で伝えられている、しかし完全に純粋な報道は何の都合もない、独立したものであるのが理想で、コンピューターが担うべきかもしれない。


情報量は人よりコンピューターの方がはるかに多く、コンピューターには何の意図もないにしても 答えや判断を委ねるケースは増え、個人的な事だけでなく政治的な分野に広がっていく。


あるジャンルの音楽が好みだとして、その人にはそれだけがあてがわれるかもしれないが、意外に嫌いでなかった曲、触れたことのないもののうち、実はこれこそ好きだ、と言う音楽を見つける事ができるのかも知れない。


コンピューターによってユートピアになるのでも、デストピアになるのでもなく、これまでとは違う新しい未来が来る。


この新しい技術を使うには情報をオープンにするのが賢い方法になる。


どのような技術も許し合い、高め合うという目標を見失わなければ良い未来を作る事ができる。