支援にコーディネイトを
子供手当の給付を巡り中央政府と自治体の軋轢がある。
決めるのは中央で負担は地方、これでは反発は当然だ。
この震災の被災者支援も同じ構図を感じるが中央の機能は充分なのだろうか。
また今回の原発事故である。
避難指示 屋内退避を決断し自主避難を要請発表するのは良いが その対応は自治体任せで中央の支援が明らかに不足している。
例えば政府の機能に保安院があるが 現場で体を張って業務を行っている様子が伝わらないが、職員は50kmも避難し東電の報告に基づいて会見していると言う。
これは恐らく実動部隊を持たずに 「決定」 機能だけの機関となってしまっているからではないかと感じる。
そうであるならコーディネイト機能をもっと発揮して現地の要望を吸い上げ 無事な西日本の自治体に依頼して援助を充実させねばならない。
何となくそんなヤリトリも直接自治体同士にさせて中央の関与は少ない気がする。
それでは被災地はパンクしてしまうだろう。