有事のドル 革命の円

ジャスミン革命がドミノ倒しで周辺諸国に拡がり混乱の度に　安全資産である円が買われている、と報じられている。

世界中の機関投資家は莫大な資産を運用し当然分散投資している。

金利は物価を反映したり経済成長を表したりするがリスクの高さでもある。

一部の資産の金利が上がれば当然リスク管理としてよりリスクの低い資産への分散運用が行われる。

中東の混乱で一部で金利の上昇があった時　そのリスク分散に円が安全資産として選ばれている事になる。

国内では国債残高の多さが危険だとして増税不可避の状況のように言われるが、ジャスミン革命ドミノ現象の現在、世界で最も安全な資産は日本国債である。

かつては有事のドルと言われた。

時代は変わり今革命の円となっている。