そもそもバブルの結論は
オランダのチューリップバブル 英国南海泡沫事件 NY株の暴落 そして日本のバブル崩壊と 今回のリーマンショック、何れのバブル崩壊も一つの結論に至る。
それは先ず 忘れた頃にやってくると言えるのではないか。
人が バブルだ、と思っているうちは本物のバブルではなく それほどの高騰はしないだろう。
これは本物の進化だ、金融工学の勝利だ、と参加者が皆信じてやっと本当のバブルとなって膨らみ、そして弾ける。
ここでやっと目が覚め 上がり続ける訳がない、と気づくがもう遅い。
そしてバブルは人々に 上がれば下がる、借金してまで買えば損をする、との考えを植え付ける。
その後参加者たちは地道に借金を返済し コツコツ貯蓄を増やす道を選ぶ。
こうしてできた資産がやがて揺るぎない財産となって本当の発展へ繋がってゆく。
当時君臨したオランダから英国 米国 そして日本へ。
日本は崩壊後失われた10年と言われ 今また世界不況に飲み込まれている。
しかし一足先に経験したことで揺るぎない財産を持つ事ができ 不況からは真っ先に脱するのではないか。
世界はこれから10年を失い、これから崩壊する中国はさらに大きな苦難が待ち受けている。
一歩先の日本へ歩もう。