7月 貿易統計 | xyavのくしゃくしゃブログ

7月 貿易統計

輸出総額は前年同月比23%増の6兆円、輸入総額は15%増の5兆円、貿易黒字は2.2倍の8千億円だった、と財務省が発表。


2.2倍と言う事は前年7月は4千億円くらいでしょう。


22年の上期1月~6月では貿易黒字は3兆4千億円で 昨年7月くらいの水準だった事が分かるが、ところがこれが2.2倍となったのでこの水準で下期が推移すれば5兆円のペースだ。


当然この数字は為替に影響し円高を招く。


報道記事に戻れば 自動車 鉄鋼 半導体など電子部品が輸出を牽引したとなっており、そして勿論別の記事で この円高で産業界から悲鳴が上がっているらしい。


日本は競争力が強く貿易黒字を増やし その数字が円高を招き輸出が伸びなくなる。


このように変動為替は強すぎる産業が悲鳴を上げるように機能している、悲鳴を上げるのは強すぎる結果だ。


日本の経常収支は貿易黒字以上の所得収支の黒字も稼いでしまうのだ、悲鳴を上げるほど強すぎる。


再度記事に戻れば 米国向け25%増 欧州向け13%増 アジア向け23%増と何れも増えた、とある、強いのだ。