完全なる誤解の4 | xyavのくしゃくしゃブログ

完全なる誤解の4

「高度成長期は総中流と言われ皆収入が増え同時に財産を形成していった。」


実はこの時期は同時にその分借金を増やした人がちゃんと存在していたのです。
本当は、利益や所得の拡大で借金の返済をする筈が、


利益、所得の拡大  →  借金の拡大


が起こっていた。
その時に借金を拡大したのは政府ではなく企業です。
企業は勿論利益を拡大したが同時に借金と事業を拡大させて世界に通用する大企業を目指した。
そして企業は利益も借金も極限まで拡大し、それがやがてバブルとなり弾けてしまった。
これは納得できる説明である。
確かに借金の拡大が起こっていた。
そしてバブル後はご存知のように企業に代わって政府が借金の拡大を引き受けており、今はこの財政赤字が問題となっている。


借金の拡大が起こっていることは分かった。
では借金の返済や財産の形成を達成すればどうなるのか。
次回。