▶︎ブログ説明 ◀︎

ゆとり彼氏(ひーくん:26歳 )と私(ゆまさん:30歳 )の平和な日常( ´ ▽ ` )

結婚まで?の道のりは、テーマ別で【2人の話】に分類してます!


▶︎ 本文 ◀︎

一次会が終わり、二次会からはお酒を飲む人だけが残る形で、上司を含めて10人ほどが参加となった。

上司に少し気を遣いながら2時間弱をやり過ごし、残った三十歳前後の6人で、タクシーに乗って行きつけのバーへ向かう。

私より年上の男性4人と彼を含めた6人で、彼ともう一人を除けば、だいたいいつものメンバーだった。

お店は少し薄暗く、10人程が座れるカウンターと4人掛けのテーブルが2つ。
マスターとバーテンダー、三十過ぎの男性二人が切り盛りしている、こじんまりしたお店。

移動で軽く酔いも覚めて、2つ並んだテーブルに私たちはぞろぞろと腰をかけた。

好きな飲み物を各々頼んで、しばらく6人で雑談をする。

一杯目のグラスを空けた頃から、調子の良い二人がカラオケを歌いだし、もう一人はカウンターに移った。

私と彼と、もう一人。
慣れない三人がテーブルに残される。

何か話そうと、私は趣味の話を切り出してみた。

「休みの日とか、二人とも何してるんですか?趣味とかある?」

と聞いた私に、彼は

『特に何って無いですね、、、。ゲームしたり、友達とご飯に行ったり。』

と答え、もう一人は

「僕、実は仮面ライダーが好きでして。」

と言いながら携帯電話を取り出して、仮面ライダーのベルトが並んだ写真を見せてくれた。

「すごい!めっちゃ持ってる!」

『へー!全種類あるんですか?』

関心した私たちは、写真をまじまじと見る。

仮面ライダーの話と、グッズを集めすぎて妻に捨てられそうになると言う話が終わる頃、携帯電話を持った彼が唐突に言った。

『ゆまさん、辞めちゃうんですね。今日で最後だから、せっかくなんでライン交換しましょう!』

突然の彼の提案に、私は少し驚いた。
例え社交辞令でも、私に関心があるなんてこれっぽっちも思っていなかったから。

だけど、私には付き合っている人がいて、彼もそのことを知っている。とりあえず連絡先を交換するだけで、特にやり取りすることもないんだろう。
そういうつもりで、

「そうだね、いいよ!」

と答え、私はラインのQRコードを表示した。



▶︎ 余談 ◀︎

昨日彼が、職場の人に住所を移したことを伝えたらしく、

総務の方に"なんかショック"と言われたみたいで。

私が寿退社してるので、それが破談になって彼とお付き合いしていることに対してなのか、

はたまた、
彼に私が勿体無いと言うことなのか、

あり得ないけど、
その逆なのか。

何に対してのショックなのか!

全然検討もつかないけど、
何かしらにショックを受けて
どう捉えても良い意味ではなさそうです。笑