徐さんの中国通信

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中国新車販売2887万台 日系車480万台史上最高

             

中国自動車工業協会が11日発表したところによると、2017年の自動車の生産台数は前年比3.19%増の29015400台、販売台数は同3.04%増の28878900台だった。前年の5%増と比べて伸び率として10.61ポイント下落した。

 

また新能源車(新エネ車)の生産は79万台、販売は77万台で、前年比53%増と大きく伸びた。輸出は同25%増の89万台だった。

 

全販売台数の内、国産車は79.76%を占める11790900台で、上位10社は上海汽車、長安、東風、吉利、北京汽車、長城、奇瑞、第一汽車、広州汽車、江淮の順だった

 

一方、日系自動車メーカーの中国での販売は480万台で、史上最高を記録した。その内、日産は12.2%増の151万台、ホンだは15.5%増の144万台、トヨタは6.3%増の129万台だった。

 

中国の自動車保有台数は2億台近く、中古車の需要も増えており、自動車市場の構造変換も迫られそうだ

自動車工業協会の師副秘書長は、会見で「3%増と前年の5%増とは大きな差はなかった。ボリュームが十分に大きい中国の自動車市場にとってかなりの高成長と言ってもよい」と述べ、このことは自動車業界が今後構造調整に入ることを意味し、企業もより収益を増やすことによって成長することになり、企業再編もありうるだろうとの認識を示した。

 

中国の自動車業界いよいよ再編を迎えるのだろうか。

 

 

 

「ビッドコインは1万9000ドル」、「茅台酒(A株)は700元」、「テンセントは最高439HKD」。投資商品としていずれも今年の最高値。「あの時に買っておけばな」と投資家として誰でも一度は思うことはあるはず。

2017年も最終取引日を迎えました。ハンセン株価指数の、前日比結果はどうであれ、年初からの上げ幅が35%超になったことは証券取引所の歴史に刻まれることでしょう。

中国(香港)株に投資し、年間の投資実績が35%を超えなかったという方は、日経平均の上昇幅に及ばなかったのと同じことで、投資信託にでもファンドにでも投資した方がよっぽど良かったかもしれません。

「2017年は投資の年となる」を書いたのは、1月4日、今年初のコラムでした。そのような投資のチャンスを手に入れようと、3、6、9、11月と今年も四回投資視察団を企画し、開催しました。

振り返ったら、こんな企業を今年訪問しました。

3月には、超威動力(0951)、舜宇光学(2382)、羅欣薬業(8058)、中芯国際(0981)

6月には、金蝶国際(0268)、美図公司(1357)、安踏体育(2020)、復星医薬(2196)、中国龍工(3339)

9月には、先健科技(1302)、昂納科技(0877)、京信通信(2342)、北控水務(0371)、通達集団(0698)

そして11月には、中国通号(3969)、民航信息(0696)、華電国際(1071)、中軟国際(0354)、呷哺呷哺(0520)の合計21社を見て回ったことになります。

最初の超威動力は長らくの低迷を続いた後、本日前場で15%、最後の呷哺呷哺も最近上昇を続けていますが、本日前場でさらに16%と前日比それぞれ高騰しています。

舜宇光学復星医薬も会社訪問時の株価はそれぞれ57HKDと28HKDで、一見株価は高そうに見えますが、その後、舜宇は倍以上、復星医薬も倍近く上昇しているのを見ると、これが大相場と言わなければ、何が大相場だと言いたいものです。

訪問した会社についてそれぞれコラムで詳細を取上げコメントもさせてもらっています。それでも物足りない方は、様々とリクエストをお寄せいただいたりもしています。

大相場の続く中でも、香港市場の「名物」とも言える「空売りレポート」が今年も市場を賑わせています。記憶だけでも今年は12回も空売りレポートが出されていますが、狙われた会社が取引停止に追い込まれて現在も取引停止中(輝山乳業)もあれば、株価が暴落して狙われた時点の株価に戻らない会社(科通芯城)もあり、狙われたが株価はビクともしない会社(瑞声科技や敏華控股)ももちろんあります。

監督機関の香港証券先物監督管理委員会は今年、某空売り機構に対して風説の流布として5年間業界参入を禁止すると同時に、一部企業に見られる、一般株主を食い物にする、無節制(無節操)とも取られる株式の縮小や割当増資などを認可制にし、一部禁止することを発表しました。一般投資家も安心して投資できる環境づくりに小さな一歩ですが、踏み出しています。

2018年もこの流れがしばらく続くものと思われます。「あの時は・・・」と思っても仕方のないことで、訳のわからないお金よりも推理して理解した上で投資し、そのプロセスでお金を儲けたいものです。

どうぞ皆様も良いお正月をお迎えください。

 

 

 

<勉強会のお知らせ>

2018年初の勉強会――新春勉強会を1月11日(木)開催します。関心のある方はどうぞご参加ください。詳細は上記、中国勉強会のバーをご覧ください。

*「徐さんの中国株」コラムは本年最終回で、公開することにしました。長らくのお付き合いありがとうございました。年明けで1月5日から再開しますので、またお会いするのを楽しみにしています。

 

 

 

「三つ巴」や「三者三様」という言葉があっても、三者共にハッピーになるなどを表現する熟語は見つかりません。「青島ビール」の株式譲渡を巡っては勝ち負けはそれぞれの立場であっても結果的に皆がハッピーになりましたが、お買い物上手の伝説がまた一つ生まれそうです。

 

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「徐さんの中国株」新春勉強会を開催します。関心のある方はご参加を。

 

中国のビール業界も生産過剰で競争が激化。アサヒビールが青島ビールの持ち株を譲渡すると発表すると、青島ビールの株価が下がらないどころか、逆に上昇したのです。それまで株価が3年近く低迷しましたが、今後どのような方向に転がるのでしょうか。

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中国ブランドと言うと、すぐ頭に浮かべるのがそうそうないのですが、青島ビール(0168)がその内の一つでしょうか。その青島ビールの株価は昨日(14)8%ほど急騰しました。10月29日付当社「中国企業情報」で同社を取り上げた時の株価は31HKD台でしたが、早くも動き出したのです。その訳とは?

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