みなさんおはようございます。ご無沙汰しております。party さんです。
自宅のiMac 2009 を修理してみました。忘備録としてまとめておこうと思います。
2010年に,某店舗の在庫未使用品を購入し使用していましたが,2016年にある症状が出ました。
起動するとこんな感じ。
この頃のiMacはグラフィックボードが弱点らしく,温度変化によるハンダのクラックでこうなることが多いそうです。
セーフモードならば起動できますが,こうなります。
当時は修理不能と思ってしまい,メインマシンであるMacbook Pro mid 2012 のモニタとして活用していました。
2022年3月,ひょんなことからグラフィックボードを交換することで修理可能と知り,交換してみることにしました。
台所にある吸盤を使って,前面ガラスを外します。
この年代のiMacは前面ガラスはマグネットで固定されているだけなので、引っ張れば外れます。
トルクスネジ8箇所を外します。
液晶画面が外れますが,内部はケーブルが4本接続されているので,隙間に手を入れてケーブルを外します。
赤い部分がグラフィックボードとヒートシンクです。
固定しているトルクスネジと,接続されているケーブルを外すと本体から外すことができます。
外しました。
さらにトルクスネジを外すと,グラフィックボードを外すことができます。
右は取り外したグラフィックボード。radeon HD 4850 512MB。
左は中古で入手したグラフィックボード。radeon HD 6970M 1024MB。iMac 2011のものが流用できるそうなので,流用してみました。
元どおり組み付けて,起動してみると・・。
無事起動しました。
新しいグラフィックボードが認識されています。
ついでにOS等をアップデートして作業完了です。
修理したとはいえ,弱点であることに変わりはないので,また同じ症状が出るかもしれません。
10年以上前の古い Mac ですが,もう少し頑張ってもらいましょう。よろしくお願いします。
それでは御機嫌よう。