卒論、無事提出 ばんざーいばんざーい!!


ということで、自分がやっていたことのまとめを記しておきたいと思います。



テーマは「現代中国の救貧政策」でした。

貧困の定義から中国の貧困の実態、救貧政策、これからの課題などを書きました。


中国格差の話はよく耳にしましますよね~。

実際、すごいみたいです。

ジニ係数0.458。

ちなみにジニ係数は、0.4を超えるとその国で暴動などが起こる危険性がでてくるらしい。

日本は0.33とか0.38とか言われています。(所得再配分の関係でずれる)

こうやって見てみると、日本も決して低いとはいえない数字ですよね。

あんまり感じないけどね。


さて、中国の話に戻って。

中国の貧困層って農村にいるって思われがちだけど、最近は都市でも貧困層が形成されてきてます。

以前は政府によって都市と農村間の流動が規制されていたので防がれていたんだけど、経済改革によって流動が促されてスラム化してます。

北京にもたくさんの出稼ぎ工人いますよねー


ということで!

これからどういう風に貧困を解決していったらいいんだろう?

政府に必要なことはなんなんだろ?


私は、政府の自浄能力が必要だと思います。

自浄能力があれば、腐敗だってある程度なくなるはずだし、予算配分だってもう少しまともな使い方ができるでしょ!

調べてビックリ。

高級幹部が一年にする不正海外送金の額って、国家予算を上回るんだって。

だめやん!

日本からのODAは空港建設に使っちゃうしね。


あとね、財政支出。

貧困者などを助ける救済費と軍備費がだいたい一緒。

おまけに最近は宇宙開発費などの莫大な支出も。

赤字なのに。

ていうか。

優先順位おもいっきり間違えてるって。

宇宙を見る前に自国の貧困に目を向けなきゃ。


それと、

しっかりとした社会保障体制を整えることかな


それとそれと、


「西部大開発」って呼び名、やめようよ。


提出した今だから言えること。

卒論書いてよかったです。


つらかったけど、いろいろわかった。

中国の貧困問題のことだけじゃなくて、

自分の国語力のなさとか

教授に怒られたもん。


言い訳じゃないのですが。(って始まる時はだいたい言い訳。笑)

私は小学校から中学にかけて、日本じゃない国で過ごしました。

いわゆる「父の仕事の関係でー」ってやつです。

日本人学校には通っていたけど、生活の中で入ってくる日本語ってやっぱりすごく少なくて。

私より前からその国で暮らしてた日本人の子は、中学生になっても「ブルドーザー」を知らなかったんだよ。

読書しなくちゃ、その穴は埋められない、と言うことに今更気づいた。

これから頑張ります

いっぱい本読みます!



卒論提出して、今は腑抜け状態。

提出する時に研究室で会って、その後一緒にご飯食べに行った友達。

うちら、ほとんど無言で、それぞれどこか一点見つめながらご飯食べてたよね。

絶対外から見たら不気味だったよ~笑

そしてね、彼も大事なテストがやっと終りました!

お互い大変な時期にいろいろあったし、でもよくやり通した!

これからはバスケ漬けの日々かな?

ちなみに、海外遠征に行くことになった時は私も連れて行くように笑。


って、私すごい彼女面してるけど。。。


いいのかしら?