2011年太極拳全国交流大会 | Xiaoliのお気楽武術家日記

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杉並区、港区で活動する中国武術教室「やわらぎ会」代表の妻であり、HP管理人でもあるXiaoliの日記。やわらぎ会の活動報告など。

11月23日(水祝)、太極拳全国交流大会に参加してきました。

この大会は日中交流協会という団体が主催で、種目は太極拳及び気功のみ。

個人競技は、上位3分の1が金メダル、次の3分の1が銀メダル、それより下位が銅メダルと全員にメダルが頂けます。

当会からは、個人競技は陳式太極拳、簡化24式太極拳、太極器械の部(楊式剣、楊式刀)、そして鞭杆集体に参加し、個人では天神和久選手が陳式太極拳で優勝、高島和恵選手が簡化24式太極拳で金メダルでした。特に天神選手は全個人競技出場選手のうち最高得点(8.91)という素晴らしい成績を修めました。

鞭杆集体では全国から集まった鞭杆仲間と一体感を持って楽しく演武。240名あまりという大人数が黒い服に身を包み棒(鞭杆)を振り回す様は壮観で、外での合わせ練習では道行く人が皆振り返り、中には写真をとる人まで!ご一緒させて頂いた皆様、お疲れ様&ありがとうございました!

大会の最後には宗維潔老師(呉式太極拳、42式太極剣)、李徳印老師(孫式太極拳)、崔仲三老師(楊式太極拳、楊式刀)ら中国人老師の見事な模範演武があったのですが、実は、楊式刀を演武した崔老師が使っていた刀は、なんと当会会員のもの。

崔老師は当初楊式刀は予定していなかったのですが、当会から楊式刀で出場した選手の演武を見て、急遽演武して下さることになり、大会スタッフの方を通じて刀を貸してほしいとおっしゃってこられたのでした。 その選手をはじめ、楊式刀を学ぶ私達一同、大感激!これからもますます練習がんばっていこうと思います。