幸せへのキセキ

原題は“WE BOUGHT A ZOO”


妻を病で亡くしたコラムニストのベンジァミン・ミー（マット・デーモン）
その哀しみから心を閉ざしている14歳の息子ディラン
幼いながらも父と兄の間で健気に明るく振舞う7歳のロージー


妻の思い出が詰まった町から離れて暮らすために買った家
そこには“動物園”がついていたという
実話に基づいた物語です～









多感な少年を演じるディラン役のコリン・フォード

この後オファーが増えることまちがいなしの演技です～


なんともいえない哀しみをたその瞳は
妻を思い出させる眼差しでもあり
つい厳しく接してしまうベンジャミン

子供たちのために
辛さを見せずに我慢して・・・
誰よりも癒されたかったのはベンジャミンだったのかもしれません






途中,動物園の飼育主任ケリー（スカーレット・ヨハンスン）との
ロマンスが～～～というシーンもあるのですが
そのエピソードは正直要らないのではないかと・・・・



最後のシーン
親子で訪れる両親の出会いのカフェが
全てを物語っているのだから～












Super8で大人びた少女役でデビューしたエル・ファニングが
今回は田舎育ちの初々しさを好演～



ロージー役のマギー・エリザベス・ジョーンズは
E.Tのドリュー・バリモアを彷彿とさせます～

動物園付の家を買うことになった時の
“ヤッター”という～
その背伸びした足元の演技にも注目～☆












本物のベンジャミン・ミーとマット・デーモン









鑑賞日;2012年6月9日