憂鬱な月。声だけは聞こえる 何も聞こえなかったのに 「私は貴方と生きていますか」 これまでの全て 無ければ良かったと言うのなら この鼓動が 脈が 偽物であって欲しいと願った 街を歩く人はみな無表情 孤独 憂鬱 愛情飢餓 同じ眼をして生きるようになってしまった この世界と私を結びつけるものなんて 何も無いのかもしれないと 空の上には何がある? それは貴方に触れるのとでは どちらが遠い? 1999.9.1