どうもこんばんは。

 

緊急事態宣言を前後して、どうやって今後コンサルに従事してよいか、迷いが出てきています。

現在、在宅勤務としてほぼ自宅待機状態となり、顧客先への訪問はできていません。

ラインやスカイプを使っている状況から、ZOOMやCHATWORKなど活用開始しだしたところです。

 

ざっくりした仕事の流れとして、

 

1.セミナー開催:経営課題解決のセミナーを開催し、経営者・役員と接点を持つ。

 

2.営業訪問・ヒアリング:個別企業の課題を簡易に聞き取り、提案書を作成。

 

3.勉強会と提案・クロージング:経営者と役員の考える会社の方向性を明確にして、今後の支援について合意形成を得る。

 

4.経営診断:2~3ヶ月ほど会社を訪問し、より具体的に課題を把握し、(人・もの・金・情報など)課題解決のアクションプランを作成。

 

5.月次の訪問によるコンサル実施:アクションプランの進捗管理を行う。(月1日~2日を終日)

 

実はやっていることといえば、ほぼドブ板の対面営業に近く、流れの1から5まで自分の対人影響力を駆使しながら

人間関係を作りながら進めています。

 

現状、5が多いのですが、役員会や部署会議を運営しているものの、食事や途中途中の会話、関わり方に力点を置いているため、

ZOOMやMEETでファシリテートしても、本来の自分の持ち味は活かせていない状態です。

 

4に関してZOOMを使って経営者面談などは進めていますが、

初対面の人と面談するには本音を引き出せないのでは?と懸念しているところです。

 

あまりに、継続的なコンサルがルーチン化して久しいため、環境変化への対応力が不足しています。

※ちなみに社内の打ち合わせは新たなツールをどんどん活用し、タスク管理もクラウド化が進んでいます。

 

また、最近の良くある経営課題は、セーフティネットの利用・銀行借入の増加などあります。

コロナ禍で中小企業がもっとも不安になるのは、利益・資金が確保できなくなることです。

 

まずは当面の資金繰り表を確認しつつ、現在の受注残や確度からいつまで資金があるか

予測をたてて、それを営業施策に反映する。そして、借りれるだけ据え置きでも良いので銀行から

資金を調達する。いわば守りの経営。

 

攻めの営業はアフターコロナを見据えてやればよいという考えです。

 

業界によっては休業や雇い止め、解雇の相談なども受けています。

 

経営はゴーイングコンサーンですので、事業を継続・永続化しないといけません。

 

コンサル会社の社員の立場であっても、「自分が社長だったら・役員だったらどう意思決定するか?」

この軸をぶらさずに支援することが必要です。

 

そもそも、自分の身分や実入りの保証がないのに他社の心配をしている状態ではない!

という考えができます。コロナ禍・緊急事態宣言の影響で他県への出張対応ができない状態が続いており、

4月の売上が0円になっています。

いわば会社の評価制度上、私は今期いくら年収が下がるのかわからない状態。少なくとも150万以上下がります。

 

また、自分の収入ばかり考えて、他県に出張してでも稼ごうとするのはいかがなものか?

人格・品性を疑われかねないと私は思います。

 

この確定的な危機が見えている中で、前向きに「雇われコンサル業」に従事して

価値を残すのは精神的にもかなりきついです。

 

自分のコンサル会社で経営者をやっていたら、もっとがむしゃらになっているのかもしれません。

恐らく、フリーランスの休業補償の問題などテレビで取り上げられている問題がわが事になるのでしょう。

 

どんなときも必要とされて、幸せな人を増やしたい。そんな理念でやっていますし、

全ての業界がコロナの影響を受けるわけではないのも事実としてあります。

ただ、緊急事態宣言で身動きが取れないし、体が資本である以上場合によっては命に関わる危険があることも

念頭に置くと、もっと熟慮しないといけません。

 

すばやく考えて実行することと、自分の命を守る行動をすること。どちらも求められています。