大晦日ですね。
年賀状書いたり、栗きんとん作ったり、おそば食べても、全然実感わきませんが。
年々、こうしたイベント(?)への感覚が鈍くなっていくようです。


さて、昨年半ばから溜まった映画感想をば。
まずは、2019年度。

”ショーン・オブ・ザ・デッド”

2004年の作品ですが、TOHOシネマズで限定公開という事で。
面白かったです。
コメディながらも結構グロいので苦手な方は注意ですが、ここぞでかかるQUEENも良かった。
”You're My Best Friend”が、ああもしっくりくるとは(笑)


”ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ”

最高でした。
東京コミコンでの監督の熱量そのままの、怪獣愛溢れた作品でした。
はっきり言って、ストーリーは前作の方が断然良いのだけれど、前作で不満だった怪獣同士のバトルがこれでもかと見られたので。
最愛のキングギドラ様が、最高すぎた。
ゴジラ、モスラのテーマが聞けたのも良かったですね。
エンドロールの最後まで、リスペクト溢れてました。


”メン・イン・ブラック:インターナショナル”

面白かったんだけど、今これを作る意味ある?ってずっと思いながら見てました。
クリヘムとテッサ・トンプソンの相性の良さは、抜群ですね。
ヴァンガスでしたっけ、どこぞの王族かなんかのエイリアンが日村さんにしか見えなかった。


”X-MEN ダークフェニックス”

それなりに面白かったけれど。
これもまた、アポカリプスで綺麗に纏まってたのになんで?と思いながら見てました。
ファイナル ディシジョンを遣り直したかったのか。
蛇足感は否めませんよね。


”スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム”

師と仰いだアイアンマン亡きあと、ピーターがどう成長していくのか(恋愛含め)
大人達に翻弄される彼が可哀想で、ハッピーの存在がほんと嬉しかった。
”フェイク”を上手に扱った、面白い作品でした。
J・K・シモンズの登場も嬉しかったです。


”パタリロ!”

2.5次元舞台、そのまんま。
面白かったけど。
”翔んで埼玉”と同じものを期待しない方が良いです。
少ない予算、全部CG(本編に余り関わりが無い)に使ったんじゃなかろうか(笑)


”さらば愛しきアウトロー”

ロバート・レッドフォード最後の作品。
実話だそうですが、レッドフォードの為に用意された様なとても魅力的な人物でした。
作品自体もとても良い。
共演のケイシー・アフレック、シシー・スぺイセクも素晴らしく、特にレッドフォードとスぺイセクの大人の恋愛も素敵でした。


”天気の子”

前作と比べると、少し雑かなという印象。
映像は変わらず綺麗だし、異常気象にシャーマニズム的なものを合わせるストーリーも面白かったのだけど。
銃の件は違和感しかなかったのが残念。


”トールキン 旅のはじまり”

指輪物語のJ・R・R・トールキンの半生を描いた、伝記映画。
地味だけど、良い作品でした。
自分より若い子達と一緒に、学生やっても違和感のないホルト君凄い。
リリー・コリンズも美しかった


”ロケットマン”

ミュージカル仕立ての、エルトン・ジョンの伝記映画。
エルトンは余り聴いてこなかったのと、赤裸々すぎるのとで、ボラプ程は感情が動くことはなかったかな。
タロン君は素晴らしかったし、ジェイミー・ベルがとっても良かった。
ボラプと共通の人物、ジョン・リード氏の描き方が全然違うのも面白かったです。


ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち

金融市場での“高頻度取引”とかいうものの映画。
面白かったけど、元々株とかそういうのに無縁な人間なので、話の半分は何のことだかさっぱり。
個性的なキャラの中でも、波平さんなアレキサンダー・スカルスガルドの破壊力は凄かった。


”イエスタディ”

大好きな作品。
事故にあって目が覚めたら、自分以外の誰もがビートルズを知らない。
そこで売れないミュージシャンはどうするか。
細かいとこ突っ込みだしたらキリがないけど、とても面白かったです。
個人的には、”ビートルズ”ではないジョンが最高だった。


”永遠の門 ゴッホが見た未来”

ゴッホの目線で描いた、彼の伝記映画。
良い作品だとは思うけど、その彼の目線を表したカメラワークが私にはしんどかった。
対象への近さ、画面の揺れ等、途中で頭痛が…
ウィレム・デフォーのゴッホは、素晴らしかったです。
年齢的には、大分差がある筈だけど、ゴッホにしか見えなかった。


”ターミーネーター/ニューフェイト”

これも、何故今と思った作品。
面白いけど、目新しさは全然ないし、これを”ターミネーター2”の正式な続編というのも抵抗がある。
ヒロインにも、説得力無いし。
エドワード・ファーロング、出るのは知っていたけどああいう形だったとは。
(”今”のそのままでは無理だろうとは思ってたけど)


”ゾンビランド・ダブルタップ”

こちらは逆に、10年も経ってよく続編を作ってくれたというか。
それも、メインキャストそのままに。
お話は相変わらず下品でくだらないけど、それをキャストが楽しんでやっているのが良いというか。
ビル・マーレイの登場も嬉しかった。


”ヒックとドラゴン 聖地への冒険”

1作目をWOWOWで見て映画館で見なかった事を後悔し、続編こそはと思ったら2はDVDスルー。
今作もDVDVスルーかと思っていたら、劇場公開してくれました。
映画館で見る事が出来て良かった。
ドラゴンの飛行シーンは、大きなスクリーンで見たかったので。
互いに新たな道に進んでいくというストーリーも良かったです。