さて、今回のブログは前回の続きです。
先日の国芳、国貞展に行った際に面白い発見がありました!!
今回の浮世絵は人物画が多く、履き物は下駄を履いているのですが、その指の描かれ方がとても面白かったんです!!




みんなしっかり指ではんでます!!
どの作品を見てもしっかりと皆が指に力ををいれている様が描かれていたんです!!
なんでこんなことが気になったかと言うと、、、
現代人の多くが指をしっかりと使えていない、「浮き指」と言う足になっています。
例えばこのような足です。






本来は荷重する際、「踵、指の付け根、指先」の3点にのれて歩けることを理想とし、身体が安定してくると言われています。
しかし、浮き指の人はどうでしょう。
この支持が2点になってしまい、重心が後ろにかかりやすくなったり、衝撃の吸収を強く受けたり、歩く際に足が流れて変形していったり、股関節が外にずれやすかったり、、、
腰はもちろん首にまで負担がかかります。
また、女性の場合は審美的な問題として、足がむくみやすかったり太くなったり、股関節がずれやすくなるためにお尻が大きくなったり。。。
生活環境や社会的な問題によって、子供からこういった足の子がとても増えています。
下駄や草履、雪駄やといった靴は歩く際に鼻緒をツマむ必要があるので、自然に力が入ります。
その為にスタッフも皆、雪駄を履いています。

指に力が入っているあの様はあの時代の人達にとっては当たり前だったと思うと、非常に面白い発見でした!!
まさに古き良きものですね。
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