ワインセミナー終わりました! | ワシントンワインのインポーター日記

ワインセミナー終わりました!

写真撮り忘れてしまって、文字だけで失礼します。

昨日、星が丘三越で行われたワインセミナー。
無事、終了いたしました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございます。

Two Mountain Wineryに焦点を当て、
下記の4ワインをテイスティングしていただきました。
このワイナリーは、ネゴシアンの多いワシントンでは珍しく、自社生産葡萄で作られています。
まだ30代のナイスガイな兄弟二人で造るワインは、アルコール度数を抑えた、素朴なワイン。
「美味しい葡萄が、美味しいワインを造ってくれる」というスタンスです。
余談ですがとっても可愛いワイナリー犬を4匹飼っています(*^▽^*)





Two Mountain Winery

Chardonnay 2005
Big and Heavyなカリフォルニア・スタイルのシャルドネ。
でも久々に飲んでみると・・・あれ?なんだか軽やか。
やっぱりワシントンのワインだなーって感じです。
うっすらと香るバタースカッチタフィー、スイカズラ。
酸は表立たないけれども、まるで伏流水のようにバックグランドで密やかに感じられます。
幅もあって、ふくよかなんだけれど、でもカリフォルニアのとは違う!
4年でかなり落ち着きを見せた感じに仕上がりました。

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社長がAVAの説明をしている横から既にこれを飲み始める方が・・・^^;
確かに喉が渇いているときのこれは、美味しいですよねー。
ちょっと濃い目の香りが鼻をくすぐる感じ、解ります。



次がHidden Horse IV。 Cabernet Franc主体の赤ブレンドです。
これはフランが上品で、あまり青臭くないのでどんな料理にでも持ってきやすいです。
Hidden Horseシリーズでは、今の所私が好きなブレンド。
ボルドーグラスで飲むと、柔らかい土の香りと青っぽい松の枝の香りがふわ~んって上がって来ます。
癒されつつ、ベリーの果汁を飲む。というワイン。

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前から二番目の赤いのが、そうです。



次が前回、松坂屋さんの試飲販売会で一番人気だったHidden Horse V
メルロ主体で、甘やかな完熟の赤いベリーがプンプンします。
飲みやすい、香りがはっきりしてる。牛肉に合う。
今回のセミナーでも、一番人気でした。恐るべし、Hidden Horse V


そして最後に、もう殆ど在庫がないので飲めた人はラッキー♪という
Cabernet Franc 2004
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ここのワインメイカー、Mattが造るフランは本当に、品がいいです。
フランスのCHINONのフランと比べても、バランスの良い飲みやすさがあります。
そして果実味溢れる香りに、うっとりとします。
勿論タンニンも結構あって、重めに仕上がるのですが。
今回、ワイン通のお客様に人気があった一本でした。
勿論私もMattの造る赤ではこれが一番好きです。
喉に馴染むっていうのかな。なんというか、惚れ惚れとするベルベットのような喉越し。
お肉多目の邪道なラタトゥイユとか食べたくなっちゃいますね。
豚肉との相性がいいです。


4月の中旬まで、星が丘三越のワインコーナーでTwo Mountainのワインを販売して下さいます。
他には和食にぴったりのLembergerや、完熟苺のアロマがする、チャーミングなMerlotもございますので
是非お近くにお寄りの際は覗いて見て下さい(´∀`)






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そうそう、先週の木曜日にWalter DaconのAndyから「サンジョヴェーゼをボトリングするよ」ってメールを貰いました。今年のはどうなんだろう。かなり気になります。
Mattは「カベソーのブレンドに入るよ」って情報を得ました。そのうち写真を送ってくれるそうです。

まだまだ寒い、ワシントン州。5月にちょいと(み)が行く事になっています。
またその時にでも現地の気候や葡萄の育成状況をお伝えできればいいなと思います。