荘子の「沢の雉(きじ)」を考える | 名古屋のITベンチャーのWeb戦略事業部スタッフブログ

荘子の「沢の雉(きじ)」を考える

沢雉十歩一啄、百歩一飲、
不期畜乎樊中、神雖王不善也


名古屋のITベンチャーのWeb戦略事業部スタッフブログ-ws-koba

ベンチャー企業で働くとはどういうことだろう。
普通のサラリーマンと何が違うのだろう。

そんなことを考えてみたチョコ好きマネージャws-kobaです。


冒頭の言葉は、荘子の「沢の雉(きじ)」という名言です。

読み方は、

沢雉(たくち)は十歩に一啄(いったく)し、百歩に一飲するも、
樊中(はんちゅう)に畜(やしな)わるるを期(もと)めず、
神(しん)は旺(さかん)なりと雖(いえど)も善(たのし)まざればなり。


です。


意味はこんな感じです。

沢辺の野生の雉は、十歩あゆんで僅かの餌をとり、百歩あゆんで僅かの水を飲むのだが、
それでも籠の中で養われることを求めはしない。
(籠の中では餌は十分で)気力は盛んになるだろうが、心が楽しくないからだ。



とても今働いている状況(ITベンチャー企業)に似ているなと思いました。
僕の転職の動機にもシンクロしている気もします。

「籠の中で養われることは求めない」


僕の言葉で言い換えると、こんな感じになります。


たとえ苦しくても、自分で仕事を見付け出し、自ら新しいビジネスを創出する。

与えられた仕事を、ただ作業としてこなすことはしない。

なぜならば、心が楽しくないからだ。



ではまた。