件のカセットテープ再生機がついに…壊れました。
23時に。
態々さ、こんな時間に壊れなくてもいいんじゃないでしょうか?と、罵ってみたところで返事はない。
どどどドンキー?しか、選択肢はありません。
考えるだけ、無駄ってもんですよ。
まさか、ドンキの陰謀なのか?と、うんともすんともなカセットテープ再生機をじっと見る。
それぐらい思考回路はギリギリチョップ。
所持してそうな方を携帯電話で探しながらも、足は既に安売りの殿堂ドンキホーテに。
すみませーん。カセットテープのウォークマンありますか?
と、店員を捕まえて訊ねるも、
二十歳に満たないような店員さんの顔にははっきりと「What?」と書かれてありました。
店員「え?カセット?あ~…生憎ありませんねぇ」
生憎知ってたよ。
結局、友人がまったく使用していなかったカセットテープレコーダーを所持していたとの奇蹟の一報を受け、深夜の山手通りをタクシーで往復。
持つべき者は同業者!
全く関係のない業種の友人には「100均にあんじゃね?(笑)」という返信を貰ったばかりだったので、その友人が神にも見えた。
(『安易に(笑)を多様すると、命の保証はねぇよ?』って思いながらも、『あるわけないじゃん(ハート)』って返した私は大人だと思う)
「奇蹟は用意されていたのよ」、と呟く元気もありませんでした。
「もう、疲れたよ」←心境は碇シンジのそれと同じです。