レスリングの練習の格好は | レスリングを考える

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レスリングは、あの試合着が特徴といってもいいかも知れません。レスラーは「シングレット」と言っていますが、以前は胸がはだけて、ひもが肩に掛かっているような感じでした。
レスリング技術の考え方 ←こんな感じ


ところが、これは知らない人から見れば、格好が悪かったんですね。


レスリングやってます、ていうと、「あー、あの女の水着来てオッパイ丸出しみたいなあれですか」という言われ方をしていました。


それが今は変わって、こんな感じになってます。


レスリング技術の考え方


何が言いたかったかというと、要するに見た目がダサイんで、レスラーはシングレットを練習時に着ないんですよね。着るのは試合の時だけ。で、全日本合宿なんかでは、逆にシングレットに慣れなきゃ行けない、ということなのか、積極的に着て練習をしているようです。


普通練習は何を着ているかというと、基本は短パンにTシャツです。スパッツの人もいます。まあ、金具など堅いものがついていなければ何でも良いと思います。ダブダブしているのはあまり良くないです。指なんかが引っかかって危険なので。出来れば、ピタッとした大きさの方がよいと思います。なら、シングレット着ろよ、って?その通りです。

シューズはハダシの人がいますが、これは危険です。私も足をくじいたことがあります。マットに引っかかってしまいます。一般の運動靴でもいいのかというと、試合では認められないです。特にソールの部分が違っていて、全体に丸いんですね、レスリングシューズは

レスリング技術の考え方


普通のはソールのへりが角張っています。おそらく沈み込むマットへの対応と、靴さえ掴むレスリングの競技特性が考慮されているのだと思います(但し、ルール上はシューズを掴むことは反則のようです。昨月出場した試合で審判に注意されてしまいました。知らなかった…)。

初めのうちは練習でも許されるかも知れませんが、早めに買った方がよいでしょう。


あと、イヤーガードというものがあります。耳が湧いてしまうのを防止するためですが、これはアメリカでは当たり前のように付けていますが、日本では付ける人は稀です。湧いてしまったときにするくらいですね。ウザッタイんですよ、練習中は。でも、付けた方が安全なのは間違いないです。


レスリング技術の考え方


ところで、短パンの下は何を履いているかというと、なぜか競泳用水着です。もちろん決まりではないですし、スポーツ用のサポーターでもいいんですが、何故か水着です。なんでそうなったのかは知りません。

で、問題は、履いてきたパンツをはいてやっている人って結構います。これは絶対ダメです。もちろん、着てきたTシャツ、履いてきた靴下、全部ダメと思ってください。練習のためのものだけを身につけます。

直接コンタクトする競技ですから、非衛生なことは極力避けるのが基本です。練習前にシャワーを浴びる人もいます。環境があれば、ですけどね。


膝のサポーターは怪我防止の意味からは出来ればしておいた方がよいです。これは個人的な意見ですが。ただし、金具の入ったものは基本的にダメです。


というわけで、ちょこっと書こうと思ったら結構な量になってしまいましたね。