トトを見守り、応援し続けて下さった皆様
たくさんの祈り…ありがとうございました。

トトは、今朝…私を待たずに…
独り旅立ちました。

昨夜は食べれなくて…
それでも、夜中に目を覚まし
置いたおいた缶詰をきれいに平らげていたトト。

『こんな末期の状態で食べることは
普通…あり得ないことです。すごいなー』と、
先生も驚いていたほど…

野良として生きてきたトトにとっては、
食べることは"生きること"
トトは、最後の最期まで"生きよう…"と、
最後の最期まで"生きたい…"と、頑張りました。

自分のために頑張り…
私のために頑張ってくれた…

神経症状が出てから38日

保護して27日

私に"特別な時間"を残してくれました。

近づくことも…触れることも…
決して許さなかった子が、
私を見つめ甘え鳴きをしたり
私の手を"心地イイ"とまで受け入れてくれて…

この時間は…
かけがえのない"特別な時間"になりました。

昨夜トトは、
私を目で追いながら…
たくさんたくさん鳴きました。

たくさんたくさんお返事をしてくれた…

頭や顔や首を撫でると、
安心したように…顔をつけ眠りはじめて…

先生からは『長くはないです…覚悟だけは
しておいたほうが…』と、昨日告げられてました。

だから…もしかしたら…
そんな予感も…して、

『トト…トト…』何度も呼んで…

フーン♪フーン♪鳴きながら尻尾をパタパタ

『トト…もういいょ、頑張ったもんね…
トトは偉いね、かっこいいね…
もう頑張らなくてもいいんだょ、』と…
私はトトに言いました。

飼い主が諦めたら…イケナイのに…
私は…もういいょ、と…言ってしまった…

トトは、ニャーニャーお返事鳴きしながら…
私の言葉を聞いていて…

『でも、独りぼっち…逝っちゃダメだょ、
明日の朝まで待てる?頑張れる?』
トトは、お返事しませんでした。

トトは、分かっていたのかな…
トトは、そうすることを…決めていたのかな?

先生は、絶望的な状態と分かりながらも…
『この子の食べる気力、生きようとする力に
賭け頑張らせてあげたいな…』と、

日曜日は休診日ですが、
補液してくださると、おっしゃって下さり
精一杯のことをして下さいました。

頑張れる?

まだ…頑張れる?

トトは、湯タンポの上で眠りにつき
私の呼び掛けに小声でニャ♪と鳴いて


私が帰る頃には、いつものように
ハウスの外に寝ていて…

頭を触ると暖かさが戻っていたから…

大丈夫…きっと大丈夫…

『トト、帰るねー、ネンネだょー』と、
いつものように声をかけ
トトは尻尾だけをパタパタさせました。

『おやすみ、トト』

それが、最後になりました。


今日は、日向ぼっこ…できたのにね…

春は…もうすぐだったのにね…


たくさんの方々に、
トトちゃんは"幸せな子"だね…と、
おっしゃっていただけて…

先生からも、
『亡くなる直前までゴハンを食べたなんて
すごい子ですね。
食べた 食べれたということは、その時までは
本人は辛いながらも頑張れてた…のですね
この病気では珍しいこと、立派でした。』と。

人を恐れ…人と縁なく生きてきたトトでしたが、
最後は、たくさんの方々に名前を呼んでいただき
たくさんの方々の思いに抱かれ…
幸せだったと、思います。

もう少し…もう少しだけ…
穏やかな余生を過ごさせてあげたかった…

どんなに…やり尽くしても…
もっと…もっと…してあげたいことは、
たくさん たくさんあって…

覚悟していたつもりでも…
やはり、後悔は尽きません。

でもね、
トトのお顔は…穏やかなんですょ…。

ずーっと辛かったはずなのに…
トトは、一度も私に辛い姿を見せなかった…

苦しかったはず…もがいたはずなのに…
最期のお顔まで…辛いお顔は…してなくて…

トトは、最期まで強くかっこいいまま…

私のために…最期まで頑張ったのだね。

そんなに頑張らなくて…よかったのに…



トトは、明日…午後11時お空へ旅立ちます。

初代ワン マルちゃんが眠る お墓に、
トトも一緒に眠ります。

うちの子ですからね(⌒‐⌒)

マルは、猫ちゃんが大好きな子ですからね、
ずーっと独りぼっちでしたから
きっと、喜んで迎えてくれると思います。

もし…明日…
お空を見上げる時がありましたら…
"トトいってらっしゃい"と、
心の中で…そっと祈ってあげて下さい。

野良時代から、トトを応援していただき
ありがとうございました。

私の元に来てくれて…

最期まで看取らせてほしい…との私の願いを
受け入れ うちの子になってくれて

私に甘えてくれて…

特別な時間を私に残してくれて…

トト ありがとう…大好きだょ…。