マダガスカルアドベンチャー探訪記Vo,6 〜いざ、パンガラン運河へ!〜 | 男性司会者 ナレーション 声の仕事とマダガスカルの魅力を伝える活動をしています。

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前回はアンダシベ小学校を訪問して、

これからの子供達の未来に、思いを馳せたBlogを書きました。

前回の記事はこちら

 

小学校をあとに昼ごはんを食べに再度、ホテルのロッジへ

 

早朝とは違い、多くの観光客がランチを食べていました。

そこにWoWキツネザルが顔をだすと、、

 

 

大人気!!!

 

「写真撮ってもいい?」

「こっちに来てくれ!」

「何者なんだ??」

 

やはり、WoWキツネザルは

ワールドワイドに活躍できる!!

と確信しました!

 

ついには、レストランの方も

 

 

しかもこの方、

 

「キミたちのTシャツかっこいいね!

一枚くれないか?」

 

なんて言ってきた。

 

スポンサー様のロゴが大変気に入ったようで、

カメラマンの河合よーたりが、一枚プレゼント!

 

 

「ミソゥチャ!(ありがとう)」

 

すごく喜んでくれました!

 

と、あまり時間がないのでランチを食べなきゃ!

 

 

川魚のソテーかな?

ちょっと泥の臭みがあるんだけど、

周りの野菜と合わせて食べるとその臭みも消えて

とても美味しい!!

 

今日このあとは移動だけなので、

スリーホースビールで乾杯!

 

今日は朝早かったからね。。

 

 

やっぱり美味しい!!

 

コロナビールよりもフレッシュで、

ホワイトエールよりキリッとしていて、

ハマってしまいました。。

 

いつかイメージキャラクターになる!

という目標ができました。

 

ご飯を食べて、アンダシベを出発。

目指すはアンタニフツィという場所。

約700km続くパンガラン運河へ向かいます。

 

数字だけですでに壮大・・

 

 

車から見える景色。

前日は夜の移動だったので見えなかったが、

とても抜けのいい気持ちのいいひらけ具合だ。

 

しかし、見える山をよく見てほしい。

樹が生えてない。

ペリネの森は特別保護区なので、

森はまだ手付かずでしたが、

この辺りは村が点在する、

人の住む山

 

道行く人々にカゴや牛舎の荷には、

伐採された木々が載っていることも。

 

生活のために樹を伐り、炭にして、売る。

そんな生活が長く続けられてきたため、

生活に使える樹の多くが少なくなっている。

 

 

残っている樹といえば、マダガスカルのシンボルになっている

「タビビトノキ」

「バナナ」や「ヤシ」の木くらい。

 

「タビビトノキ」はその名の通り、

旅人の木。旅人が喉を潤す木という意味で、

その不思議な見た目の枝にはくぼみがあり、

雨水が、枝に溜まりやすいようになっています。

 

枝を曲げたり、幹にナイフを入れると

水が溢れてくるんですよ!

 

ただこの地域、よく雨が降るので、

旅人は水で悩まされることはないみたいですけどね。

 

大小のいろんなタビビトノキが

マダガスカルの東にはいっぱい生えています。

 

なので、まさしくマダガスカルの象徴で

マダガスカル航空のロゴにも使われています。

 

 

とってもキュートですねえ。

庭に生えてたらおしゃれだろうな。

 

 

でもって南国といえば、バナナ

本当にいっぱい生えている!

そして露天で山盛りの緑のバナナが売っている。

生活に根付いた木といった感じ。

 

ヤシの木は、葉っぱや茎を家の材料にするそうです。

マダガスカル東部の村の家の屋根は、

ほとんどがヤシの葉っぱ。

とても丈夫だそうです。

 

自然と人との共存の難しさを目の当たりにしました。

 

自然が少なくなっていることが、

人が生きているということ

はっきりわかるという矛盾。

 

1~2時間車で走っても、

変わらないハゲた山。焦げた山。

 

規模がわかりますか?

 

とても深く考えさせられる道中でした。

 

道行く人々。

 

 

どこから歩いてきたのか、

どこへ歩いていくのか。

 

それがとても不思議でした。

 

そして、

点在する村々。

 

 

驚いたのが、大小の村が数100mにポツポツとあること。

 

街とはいえない規模で、

小さいものは2~3軒の家が集まり、

多いもので30軒ほどの村。

 

そんな村が、いたるところにある。

その村の道路脇には小さな露天があって、

バナナや食事、水や炭が売っている。

 

歩いて出稼ぎに行く人。

木を伐る人。

港へ向かうトラックの運転手。

 

様々な人が通る道だからこそ、

いたるところで

小さな商売を行っていました。

 

 

道路は古く、そして多くの大型トラックが走るのですが、

直す工事をしていないため、

この辺りはアスファルトが所々穴が開き

ボコボコ。

 

多くの車はその穴を、迂回して進むので

倍の時間がかかります。

しかも対向車がいると危ない。

 

と、いうのが日本人の感覚。

 

ガイドのザトさんは、そんな道を80km~100kmくらいで

クラクションを鳴らしながら進んでいきます

 

トラックの運転手も、そういった中型くらいまでの車には

先に行けと手で合図します。

ときどき、人為的な山火事の焦げ臭い匂いを嗅ぎながら、

大型トラックの横を通る時には窓を手動で閉じながら、

車は進む。

 

車での移動はとても楽しいです。

自然は近いし、人々の生活や息遣いが感じられるからです。

 

時間に余裕があるなら、

私は絶対車移動をお勧めします。

 

 

子供達が‪川で遊んでしたり

 

 

道行く人の生活を想像してみたり。

 

スマホを見なくたって

ずっと楽しい。

 

まったく飽きません。

これがマダガスカル。

 

多くの村や市場を通り過ぎ、

サトウキビ畑を通り過ぎました。

 

ちょっと風景も変わってきた。

 

アンタナナリボまで続く線路。

でも首都まで行く便は年に数回しか走らないとか。

 

木の看板も味がある。

 

みんなChillってる。(リラックスしてる)

 

どんな暮らしなんだろう。

 

人々の足はこういった人力車。

 

そしてそこそこおおきな街を抜けたところで

大きな鉄橋が現れました。

 

 

ここにも線路が!!

 

 

アンタニフツィまであと少し!!

 

と、アスファルトの道から、脇の土の道に入ります。

 

ザトさん「この道を抜けたら運河ですヨ〜」

 

いったん道の入り口で降りて、

車酔いで少しキツそうな

カメラマンよーたりと席を代わり

私は助手席へ。

 

道の入り口には小さな村があり、

 

可愛らしい子供達が手を振ってくれました。

 

 

よーし!あと少し!

 

いっくぞー!!!

 

 

 

 

おっ

 

 

あっ

 

 

っぶね!

 

 

まじっかっっ!!

 

 

 

ううわああああああ!!!!

 

 

 

 

この道、、

 

 

 

むっちゃ、オフロード!!

 

 

縦に横に、車内の我々は飛び回り、翻弄されます。

 

もちろん写真は撮れません!

 

私はなんとかスタビライザーで動画撮影をしました。

 

それがこちらの動画です。

車外、車内とお楽しみください。

 

▼車外の様子

▼車内の様子

 

 

すごい道ということがおわかりいただけましたか?

 

‪小さな川を越え、

 

アドベンチャーだわあ

 

私はテンション上がりまくり、

よーたりは、もう反応すらありません。

 

ありがとう!よーたり!

君の頑張りは忘れない。

 

 

こんなすごいオフロードでも

現地の人たちの生活の道。

 

歩いている人や、自転車やバイクでもガンガン通る!!

 

もう言葉がない。

 

すげえよ。

 

 

そして揺られること、20~30分。

 

着きました!

アンタニフツィ

 

そこは、

小さな桟橋があって、小さなホテルがある場所。

 

荷物をボートに乗せて、パンガラン運河を渡ります。

 

ざざー

ざざー

 

 

え!?

 

砂浜!!!???

 

運河って、

マングローブとかそういう川をイメージしてたけど

 

これは、、

 

 

海じゃーん!!!!!

 

 

お隣のカヌーなんて、ロマン満載!!

 

すごいなー

 

砂浜だし、潮の匂いがするし

 

完全ビーチでしたね。

 

もうすぐ日が沈む。

 

これから向かうパルマリウムリゾートは

私の目標の一つ。

 

アイアイに会える森があるという。

 

逸る気持ちを押さえ、もう1グループ共に

ボートに乗るというツアー客を待つことにする。

 

夕暮れは、とても優しくて

 

マダガスカルのビビットな色に慣れ始めた目を

少しいたわってくれました。

 

隣のカヌーにたくさんビールを載せて、

対岸のホテルに持っていくそうです。

 

 

 

力強く、まっすぐ進むカヌーに

力をもらいました。

 

 

早くいきたいなー

 

でも、マダガスカルに来たからには

ときには身を任せることも必要。

ゆっくり待ちました。

 

その間、

運河で遊ぶ子供達

皿や服を洗う女性

用を足す女性

 

カルチャーショックを受けながらも

現地の生活を感じることができました。

 

50分ほど待つと、別のツアー客が到着。

すっかり辺りは暗くなっていました。

 

「出発!」

 

うおー!!!

 

夕暮れがきれい!!!

 

 

別の世界に向かっているような、、

行く先は真っ暗で、

私のワクワクする気持ちを

更に盛り上げてくれました。

 

「アイアイに会える!!」

 

 

次回、ついにアイアイに会いに行きます!!

その時、私はどうなるんでしょう!!

 

お楽しみに!!