ヲタネタを封印して、まだ一週間余り。
既にネタがありません・・・。
いや、別にね。
「今日は○○に行ってね。
そこで、お友達と会ったので、△△ランチを食べてね。おいしかったんだぁ~。」
という、芸能人の方のような生活行動報告ブログならいくらでも書けますが、
ほら、ワタシ、芸能人じゃないし?
このブログにそんなこと求めてる人はいないですよね。
とりあえず、「アイドルオタク」が絡まないヲタ夫の過去の話でもかいてみます。
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ヲタ夫は、見た目から既にオタクです。
メガネをかけていて、背は低い。
ガリガリに痩せていて、筋肉という言葉が程遠い。
パソコン等のメカ類には滅法強く、小さい声でぼそぼそしゃべるので聞き取りにくい。
いろんな人とコミュニケーションをとるのが苦手でちょっと挙動不審。
そんな奴です。
皆さんの中にあるオタク像とほぼ狂いはないでしょ?
そんな男にも、のりこと付き合う前にピッカピカの彼女がいたそうです。
彼女の名前は直子ちゃん(仮名)・・・おっと、仮名でもなんでもない。本名だ。
(これを書いている私の後ろで、ヲタ夫が
「おいおい、Nちゃんぐらいの配慮はないの?」と喚いています。が、無視。)
二人の出会いは大学1年生の時。
当時、オタク風貌ではあったものの、一応早稲田大学生。
所属していたサークルには、近所の女子短大生なんかもいて、
結構華やかな感じだったらしい。
そこで、他大学だった直子ちゃんと知り合ったそうな。
ひと目で直子ちゃんを気に入ってしまったヲタ夫。
自分の風貌などはまったく考慮せず、
毎日毎日、「好きだよ」「付き合って」「彼女になって」と
直子ちゃんに付きまとったそうです。
なんでしょうか?
完全に・・・
嫌がらせですか?
変質者ですか?
ストーカーですか?
そんな病的なラブコールが功を奏して、ある日直子ちゃんからOKが貰えました。
(なんでOKしたんだ、直子ちゃん?
しかし、思い出せば私もそうやって押し切られた記憶があるなぁ・・・。)
大学1年生にして、初彼女。
暗い浪人時代を耐え忍んだあとの夢のような生活。
(といっても、遊んでばっかりだったらしいけど。くわしくはヲタ夫の大学受験 )
ヲタ夫の身の丈に合っていないカワイイ彼女との、ラブラブな生活が始まる・・・はずだった。
が・・・付き合って1ヶ月程で、ヲタ夫にとって直子ちゃんよりも重要な子が出来てしまう。
それは・・・
ぱそ子・・・ン。
と、女の子風に書いてみたものの、まぁつまりはパソコンです。
1996年。
この頃、ウィンドウズが急速に普及し、世はインターネット時代へ。
しかしまだADSLや光通信なんていうものはなく、みんなで電話回線つないでました。
ピーガガガガ プーピー ピロピロピロ ゴゴゴゴ ガガガガガ(最後のガガガは高音です。)
という音と共に。
1画面開くのに1分とかかかったりしてねぇ・・・イライラしたものよのう(´-ω-`)
ヲタ夫はパソ子ンとの生活に溺れていきます。
といっても、貧乏な学生時代。
自分のパソコンなどは持つことができません。
そこで、ヲタ夫の住処となったのが大学のパソコンルーム。
朝から晩までそこに入り浸るヲタ夫。
その時、ヲタ夫はまだポケベル・携帯・PHS等の移動通信機器をまったく持っておらず
オレに用事があるときは、メールして!と言っていたらしいんですが・・・
当時の携帯やPHSって、E-mailを送るような機能ってついてなかったんですよね。
つまり、ヲタ夫と連絡をとるためには、
自宅のパソコンを使うか、パソコンルームに行かなければならなかったわけで。
オタク風貌のオタク人間のくせに、何様でしょうか?
しかも、直子ちゃんは他大学の学生。
二人の時間はどんどん減っていきます。
徐々に不満がたまる直子ちゃん。
しかし、そんなことにはまったく気づかず、毎日パソ子ンとの生活に明け暮れるヲタ夫。
付き合い始めて数ヶ月。
すでに二人の間には埋めがたい大きな溝が出来ていました。
ある日、直子ちゃんに呼び出されたヲタ夫。
「私とパソ子ン、どっちが大切なのよ!!」
今も昔も変わらないお決まりのセリフをぶつけられて
「もちろん、なおちゃんの方が大切だよ~。」
といってみたものの、
普段の生活からしてそんな言葉に説得力があるわけでもなく
押し問答状態。
最後に、直子ちゃんは
「一生、パソコンやってろ!」
という捨て台詞を吐いて帰っていったそうです。
このセリフが最後の言葉になったわけですが、
ヲタ夫はその時、振られたことにまったく気がつかず、
「あぁ・・・怒ってるなぁ。
でも、数日すれば機嫌も直るよね。」
とほったらかしに。
そして、数日後
直子ちゃんに電話を掛けてみると
「お客様がおかけになった電話は現在使われておりません。
もう一度番号をお確かめになり・・・」
電話番号替えられている!!
そういえば、サークルにももう来てない。
もしかして、オレ、あの時に振られてたの?
振られて10日後。
やっと振られたことに気がついたわけです。
遅すぎだろ・・・_| ̄|○
その後、友人が一人もいない大学時代を過ごし、
就きたかった職種にもすべて落ち、
とりあえず、就職だけはせねばならんと、適当に受けた会社で
私、のりこと出会い、どういうわけか結婚するわけですが。
そんな私から、直子ちゃんに一言言いたい!
直子ちゃん・・・
あんた、命拾いしたね!
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もうすぐヲタ夫ネタだけで100記事超えそうです。
始めた頃は、こんなになるとは思ってなかったなぁ。
それに伴ってか、最近ご意見・ご質問をいただくことが多くなり、
その内容も重複していて、いつも同じような返答を繰り返しているため、
この際まとめてQ&Aとして、お答えしたいと思います。
当ブログに対して言いたいこと。
ずっと気になっていた、あんなこと、こんなこと、
そんなこと、どんなこと?
もしあれば、まとめてお答えいたします。
答えられる範疇ですけど。
ヲタ夫への質問でもOKです。