来週からバルセロナに旅行してきます
と、いうわけで、旅行へ行く前におさらいしていきましょう。
バルセロナといえば、サグラダ・ファミリア
世界一有名な教会のうちのひとつではないでしょうか
世界遺産に興味がない方でも、一度は耳にしたことがあるのではと思います。
登録名上は「アントニ・ガウディの作品群」となっており、サグラダ・ファミリア贖罪聖堂からは、完成済みの誕生のファザードと地下聖堂が登録されています。
その他、カサ・ミラ、グエル公園、グエル邸、カサ・ヴィセンス、カサ・バトリョ、コロニア・グエル聖堂の地下聖堂が含まれています。
これらの登録理由は(1)(2)(4)
「孤高の天才」と呼ばれたアントニ・ガウディの建築物は、モデルニスモを代表する作品として登録されました。 *モデルニスモに関しては後述
ガウディは「自然の中にすべての教科書がある」と言って、生き物の形からデザインを考えました。
そのため彼の作品群は、波のような曲線を持つフォルムで、機械的・画一的ではなく、有機的につながって全体を構成しています。
彼の作品群のなかでも特に有名なのが、前述のサグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)です。
私が初めてテレビでこの聖堂を見たときは、「どうしてとんがりコーンが刺さってるんだろう?」と思ったものです
ガウディが前任者の辞任により、この聖堂の設計に携わるようになったのは、彼がまだ無名のころ。
それから73歳で亡くなるまで、この作品の設計・建築に没頭し続けました。
当初は完成まで300年かかると予想されたこの聖堂。
近年は技術の進歩や資金が確保できるようになったこともあり、ガウディ生誕100周年に合わせた2026年には完成予定です
「誕生のファザード」は世界遺産に登録されている完成済みの部分ですが、ここにある天使の楽団の彫刻は、日本人の彫刻家、外尾悦郎さんが制作指揮をとったことでも有名です。
私は外尾さんの名前はサグラダ・ファミリアを特集した番組で知りました。(そしてネスカフェ?かBOSS?かなにかのCMにも出てらっしゃいましたね)
サグラダ・ファミリアは2010年に教皇ベネディクト16世が訪れて聖別され、バシリカとなりました。
バシリカは身廊の周りに側廊がある造りのことを言いますが、その他に一般の教会よりも上位にあることを認められたもののことを言います。
訪問客はどんどん増えているようで、見学には予約が必要です
英語もしくはスペイン語しかありませんが、こちらのサイトで予約方法が詳しく紹介されていました
私は午前中の時間を予約したのですが、、、、
** 感想と写真は帰ってから加筆します**
行ってきましたサグラダ・ファミリア
もう素晴らしかった、の一言です
朝一番の予約だったので、昼間に比べて涼しいし、人も少ないので写真も撮りやすかったです。
私は「入場9:15」、「塔のエレベーター10:30」でした。
一時間半も間があくから暇すぎるかな~、と思ったのですがとんでもない
じっくりイヤホンガイド(入場料に含まれている)を聞きながら回って、ちょうどいいくらいでした
塔から降りてくると、だいぶ人が増えてきて写真が撮りづらい感じでしたので、写真を撮るなら朝の方がおすすめです(暑いし)
ただ、時間によって光の入り方がかわり、聖堂内部の様子が違ってくるので、お好きな人は一日いてもあきないと思います
バルセロナ観光ではMUSTです
次の機会にもまた行きたいと思います
(2016/09/08 追記)
この記事にはWikipediaとNPO法人世界遺産アカデミー発行の「くわしく学ぶ 世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト」を大いに参考にさせて頂きました。