世界遺産検定2級への道

世界遺産検定2級への道

趣味で世界遺産検定2級を目指すブログ。
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モデルニスモを代表する建築家の一人ルイス・ドメネク・イ・モンタネールが設計した最高傑作がこちら、カタルーニャ音楽堂です。

 

モンタネールはガウディと同時代の建築家で、25歳で教職に就くと、ガウディに講義を行ったこともあるんだとかびっくり

 

1908年に完成し、現在もコンサートホールとして使用されているこちらの音楽堂音符

 

「庭」が建築のテーマで、外装や内装は花や植物のタイルやステンドグラスで彩られていますチューリップ

 

コンサートホールとしては決して規模は大きくありませんが、大ホールは天井が大きなステンドグラスになっており、開放感抜群ですキラキラ

 

30分ごとに見学ツアーがあり(大人€18)、スタッフの方が歴史から見どころまで、案内してくれます。

 

なんと、パイプオルガンの演奏も聞くことができちゃいます!

 

残念ながら日本語のツアーはありませんが、日本人の見学者も多かったので安心です(笑)

 

 

そして、モンタネールの作品でもう一つ世界遺産に登録されているのが、サン・パウ病院です

 

モンタネールは「芸術には人を癒す力がある」として、いたるところを天使や花の彫刻、ステンドグラス、タイルなどで装飾し、病院の威圧感を感じさせないように配慮しました照れ

 

残念ながら、モンタネールは完成を待たずに亡くなりますが、息子が後を引き継ぎ、1930年に完成。

 

2009年までハッ病院として使われていました。

 

これらの建物は2008年に「バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院」として、登録範囲が拡大されています。

 

 

 

 

今回の記事は「地球の歩き方 スペイン 2016-17」とNPO法人世界遺産アカデミー発行の「くわしく学ぶ 世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト」を大いに参考にさせて頂きました。

 

 

 

モダニズムは1920年代を中心に、20世紀初頭に様々な分野で起こった前衛的な芸術運動で、スペインではモデルニスモとして知られています。

 

建築の分野では、フランク・ロイド・ライトミース・ファン・デル・ローエル・コルビュジエが世界3大巨匠地球といわれています。

 

モダニズム建築は長らく古代ギリシア・ローマやルネサンスの様式が主流だったところへ、鉄やコンクリートといった素材が導入されるようになり、市民革命、産業革命以後の世界の実情に合わせた建築を作ろうという近代建築運動によって生まれました。

 

伝統的な装飾をなくすだけでなく、「空間」という考え方が取り入れられるようになりました。

 

しかし、国によって表現法には違いがあり、全く同じ様式が世界的に普及したわけではないハッというのが特徴です。

 

 


スペインモデルニスモは、カタルーニャ地方特にバルセロナを中心として流行しました。

 

当時のカタルーニャでは、カタルーニャの文化復興運動カタルーニャ・ラナシェンサ(=ルネサンス)に関心が高まっており、それと同時にモデルニスモは独自に発展していきますくるくる

 

その筆頭がサグラダ・ファミリア贖罪聖堂の設計で知られる、アントニ・ガウディです。

 

 

ガウディなどカタルーニャの建築家たちは、フランスのアールヌーヴォーに影響を受けながら、そこに伝統的なムデハル様式を加えてモデルニスモを発展させていきましたキラキラ

 

 

う~ん、スペインのモダニズムなのに、アールヌーヴォーのスペイン版と考えられてたり、よくわかりませんな・・・ショボーンタラー

 

だって、以前の記事で書いたル・コルビュジエの建築物とガウディの建築物が同じ派閥、って言われても信じられないもんキョロキョロガーン

 

幅がある、っていっても幅ありすぎでしょてへぺろ

 

 

 

この記事はWikipediaを大いに参考にさせていただきました。

 

 

 

来週からバルセロナに旅行してきます

 

と、いうわけで、旅行へ行く前におさらいしていきましょう。

 

バルセロナといえば、サグラダ・ファミリア

 

世界一有名な教会のうちのひとつではないでしょうか!?!?

 

世界遺産に興味がない方でも、一度は耳にしたことがあるのではと思います。

 

登録名上は「アントニ・ガウディの作品群」となっており、サグラダ・ファミリア贖罪聖堂からは、完成済みの誕生のファザード地下聖堂が登録されています。

 

その他、カサ・ミラ、グエル公園、グエル邸、カサ・ヴィセンス、カサ・バトリョ、コロニア・グエル聖堂の地下聖堂が含まれています。

 

これらの登録理由は(1)(2)(4)

 

「孤高の天才」と呼ばれたアントニ・ガウディの建築物は、モデルニスモを代表する作品として登録されました。  *モデルニスモに関しては後述

 

ガウディは「自然の中にすべての教科書がある」と言って、生き物の形からデザインを考えました。

 

そのため彼の作品群は、波のような曲線を持つフォルムで、機械的・画一的ではなく、有機的につながって全体を構成しています。

 

 

彼の作品群のなかでも特に有名なのが、前述のサグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)です。

 

 

 

私が初めてテレビでこの聖堂を見たときは、「どうしてとんがりコーンが刺さってるんだろう?」と思ったものですうずまき

 

ガウディが前任者の辞任により、この聖堂の設計に携わるようになったのは、彼がまだ無名のころ。

 

それから73歳で亡くなるまでハッ、この作品の設計・建築に没頭し続けました。

 

当初は完成まで300年かかると予想されたこの聖堂。

 

近年は技術の進歩や資金が確保できるようになったこともあり、ガウディ生誕100周年に合わせた2026年には完成予定ですラブラブ

 

「誕生のファザード」は世界遺産に登録されている完成済みの部分ですが、ここにある天使の楽団の彫刻は、日本人の彫刻家、外尾悦郎さんが制作指揮をとったことでも有名です。

 

私は外尾さんの名前はサグラダ・ファミリアを特集した番組で知りました。(そしてネスカフェ?かBOSS?かなにかのCMにも出てらっしゃいましたねルンルン

 

 

サグラダ・ファミリアは2010年に教皇ベネディクト16世が訪れてキラキラ聖別され、バシリカとなりました。

 

バシリカは身廊の周りに側廊がある造りのことを言いますが、その他に一般の教会よりも上位にあることを認められたもののことを言います。

 

訪問客はどんどん増えているようで、見学には予約が必要です!!

 

英語もしくはスペイン語しかありませんが、こちらのサイトで予約方法が詳しく紹介されていましたラブ

 

私は午前中の時間を予約したのですが、、、、

 

 

 

** 感想と写真は帰ってから加筆します**

 

 

行ってきました!サグラダ・ファミリア

 

もう素晴らしかった、の一言ですお願い!!!!

 

朝一番の予約だったので、昼間に比べて涼しいし、人も少ないので写真も撮りやすかったです。

 

私は「入場9:15」、「塔のエレベーター10:30」でした。

 

一時間半も間があくから暇すぎるかな~、と思ったのですがとんでもない!

 

じっくりイヤホンガイド(入場料に含まれている)を聞きながら回って、ちょうどいいくらいでしたルンルン

 

塔から降りてくると、だいぶ人が増えてきて写真が撮りづらい感じでしたので、写真を撮るなら朝の方がおすすめです(暑いしタラー

 

ただ、時間によって光の入り方がかわり、聖堂内部の様子が違ってくるので、お好きな人は一日いてもあきないと思いますキラキラ

 

 

バルセロナ観光ではMUSTです!!

 

次の機会にもまた行きたいと思いますラブ

(2016/09/08 追記)

 

 

 

この記事にはWikipediaとNPO法人世界遺産アカデミー発行の「くわしく学ぶ 世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト」を大いに参考にさせて頂きました。

 

 

 

 

 

国立西洋美術館ロンシャンの礼拝堂サヴォア邸などを設計し、「世界のタンゲ」と呼ばれた丹下健三氏に影響を与えたという建築家、それがル・コルビュジエですキラキラ(ちなみに、ル・コルビュジエはペンネーム)

 

フランク・ロイド・ライトミース・ファン・デル・ローエと共に(時にはヴァルター・グロピウスも併せて)、近代建築の3大巨匠と呼ばれています!

 

 

 

彼は専門的な大学教育を受けておらずびっくり、時計職人の父親の跡を継ぐために彫刻などを勉強していた時、才能を見出されて建築の道へ進んだそうです。

 

 

建築家ルネ・シャパラと共に最初の「ファレ邸」を設計したのは1907年。(今から約110年前!!)

 

その後は鉄筋コンクリート建築の先駆者学校である、オーギュスト・ペレなどのもとで、実地で建築を学びました。

 

自身の発刊した雑誌中で、著作「建築を目指して」を発表し、注目を集めるようになります。

 

 

 

アール・デコが席巻していたパリ万博で、装飾のない「レスプリ・ヌーヴォー館」を造ったり、パリに超高層ビルを建て、緑地やしの木は周辺に配置するといった斬新な都市計画を打ち出したり、まさしく「住宅は住むための機械である」という自身の言葉を体現していますね。

 

1928年以降は近代建築国際会議(CIAM)で中心メンバーキラキラとして活躍することになります。

 

 

 

ル・コルビュジエが考える近代建築とは、彼の構築したドミノシステム近代建築の5原則に集約されています。

 

それまでの西洋の建築家は、レンガや石を積み上げて造る、いわば壁が中心の組積造(そせきぞう)が中心でした。

 

この作り方は柱や梁に適した木材がなかなか手に入らないハッ中東などでも一般的です。

 

 

しかし、ル・コルビュジエのドミノシステムは柱・階段・スラブ(床)の3つが建物の主要要素だとしています星

 

天井は床の延長で、壁は窓、ということでしょうかもぐもぐ

 

このドミノシステムを使って建てられたのが、第2次世界大戦後に造られた、ユニテ・ダビタシオンです。

 

 

 

もう一つ、ル・コルビュジエの代表作の一つ、サヴォア邸(1931年竣工)は、近代建築の5原則を取り入れた作品の最高傑作お願いと言われています。

 

近代建築の5原則とは、①自由な立面 ②自由な平面 ③連続水平窓 ④屋上庭園 ⑤ピロティ の5つの事です。

 

ピロティと聞くと、ラーメンズのコント「バニー部」しか思い出さないんですがグラサン

 

 

 

こうした、鉄筋コンクリートを利用した近代建築の基礎をつくったル・コルビュジエはモダニズム建築の提唱者と呼ばれています。

 

 

特に造形上の功績が評価されており、後期にはモダニズム建築からはかけ離れた、ロンシャンの礼拝堂といった優れた作品も残していますキラキラ

 

ちなみに、国立西洋美術館も後期の作品です。

 

 

う~ん、同じような時期に同じ人が設計したとは思えないですねびっくり

 

「顕著な普遍的価値」を証明するのが難しかった理由がよくわかりますショボーン

 

 

それでも、彼が近代建築史に残した計り知れないでしょう!!

 

ル・コルビュジエがいなかったら、国立西洋美術館も代々木体育館も、ラーメンズのコントもなかったのかも知れないと思うと、感慨深いものがありますねくるくる

 

ただの四角いコンクリのビル、という認識を改めたいと思いますお願いキラキラ

 

 

 

 

「ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会」

 

 

「ウェストミンスター宮殿」というと聞きなれない感じですが、「ビックベン」と言えば、知らない方はいないんじゃないでしょうかイギリス

 

でもこちらでは、「Big Ben」と言ってもあまりわかってもらえず・・・・えーん

 

道に迷ったら、「Westminster」もしくは「House of Parliament」と聞くとわかりやすいですルンルン

 

 

 

ロンドンの象徴とも言うべきこの建物、現在は国会として使用されており、周辺には首相官邸やバッキンガム宮殿など、重要な建物がわんさかあります!!

 

地下鉄ジュビリー線ノーザン線ベーカールー線ウェストミンスター駅を降りれば目の前なので、道に迷うこともないでしょう。

 

上記の駅以外にも、チャリング・クロス駅など近隣の駅から歩いてもいいですねキラキラ

 

ちなみに個人的には、ナショナル・ギャラリーから歩くランニングコースがおススメですグッお願い

 

この光景下矢印が、最高にロンドンっぽいと思うんですよねラブラブ

 

 

途中、ホース・ガーズとか、バッキンガム宮殿が遠目に見えたり、とても楽しいですよ流れ星

 

 

 

さて、肝心の世界遺産です!

 

①ウェストミンスター宮殿

 

House of Parliament つまり、国会議事堂です

 

世界一地球有名な国会議事堂じゃないですかね。

 

テムズ川の川縁に建っています。

 

テムズ川は古くから戦略上、非常に重要なポイントで、アングロサクソンの時代から人が住んでいたそうです。

 

 

ウェストミンスターは「宮殿」の名前が示す通り、中世はイングランド王の住居として使われていました。

 

最初にこの地に住んだのは、クヌート1世(ノルマン人でデンマーク・ノルウェー王でもあります。クヌート大王とも呼ばれます)で、1016年から1035年までイングランド王として王位に就きました。

 

そしてエドワード懺悔王(サクソン系の王として、1042年から3度目のウェセックス朝をひらきました)が「ウェストミンスター宮殿」「ウェストミンスター寺院」建立しました。

 

1529年の大火炎で焼失するまで王宮として利用され、イングランド政府が樹立すると周辺には公共施設が広がっていきました。

 

しかしその後、1834年の火災炎で再び焼失・・・

 

焼け残ったのは、ウェストミンスターホール、ジュエルタワー、聖ステファン教会の地下室、回廊のみ・・・ガーンハッ

 

火災ありすぎでしょショボーンもやもや

 

 

それからようやく、今日見られる姿になったわけです!!

 

設計に関わったのは、建築家のチャールズ・バーリー古典様式)とまだ若手だったピュージンゴシック様式

 

建築様式に関しては別記事をご参照ください。(まだないけど)

 

 

 

今回の記事はWikipediaさんを参考にしました。

*この記事は編集中です。

 

 

 

「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」

 

長い名前ですねアセアセ

 

*写真はフランスの「ロンシャンの礼拝堂」(友人提供)

 

そもそも、最初にこのル・コルビュジエの建築作品群が推薦されたのは、2008年のことでした。

 

・・・もう8年も前なんですねガーン

 

記憶がおぼろげですが、「へえ~、あのコンクリの美術館が、そんな御大層なものだったのね~びっくり」と思った気がします(ディスっているわけではないのであしからず)

 

フランスがスイスやドイツ、日本、インドなどのル・コルビュジエの建築が残る国に声をかけ、同一の世界遺産としての登録を目指したのでした。

 

 

登録基準としては(1)(2)(6)に該当する、という主張でした。

 

しかし、ここで問題となったのが、「顕著な普遍的価値」

 

登録基準の中で、一番あやふやっぽいアレです。

 

結局、「建物の形も色も国もバラバラの建築物群の、どこに普遍的価値を感じればいいんじゃいハッ」ということで、登録が見送られてしまいました。

 

 

その後、2回目の推薦の際も、個々として登録を勧められた物件はあったものの、全体としては登録ならず・・・アセアセ

 

ここらへんで私は、諦めてフランスだけで登録するもんだと思っていましたが(笑)

 

 

しかしみんな諦めませんでしたムキー炎

 

そしてついに2016年、以下の17件で一連の世界遺産として登録されたのですキラキラ

 

ドイツ

ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅

アルゼンチン

クルチェット邸

ベルギー

ギエット邸

フランス

ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸

ペサックの集合住宅

サヴォワ邸

ナンジェセール・エ・コリ通りのアパート

ユニテ・ダビタシオン

サン・ディエ工場

ロンシャンの礼拝堂

カップ・マルタンの小屋

ラ・トゥーレットの修道院

フィルミニのレクリエーション・センター

インド

チャンディーガル

日本

国立西洋美術館

スイス

レマン湖畔の小さな家

イムーブル・クラルテ

 

(それぞれの詳細は後日追加します)

 

 

登録基準はそのままなので、印象としてはついにICOMOSが折れたのか、って感じ(笑)

 

もっとも、グローバル・ストラテジーの観点からも、いくつもの国境・大陸を越える、大変珍しいシリアル・ノミネーションとしても、ル・コルビュジエの建築自体を登録することには肯定的だったようですが。

 

近年は近代建築物群の登録が相次ぎ、専門家のあいだではル・コルビュジエも登録されて当然だろうもぐもぐというのはあったそうです。

 

 

さて、そんな偉大なル・コルビュジエ氏

 

一体、どんな人なんでしょうか。

 

 

 

次は → ル・コルビュジエについて

 

 

 

 

今回の記事はWikipediaを大いに参考にさせて頂きました。

 

 

 

 

前回の記事はコチラ → 「2016年7月第40回世界遺産委員会まとめ②

 

 

7月の審議で、危機遺産に関しては8件増・1件削除の、計55件となりましたショボーンガーン

 

これは本当に増えてほしくないですね・・・アセアセ

 

 

危機遺産リスト入りをしたものの半数以上はリビアの遺産でした。

 

リビアは政情不安内戦状態炎が続いているため、数々の貴重な文化財が危機にさらされているそうです。

 

近頃の物騒な状況を鑑み、2015年の世界遺産委員会では「ボン宣言」が採択されましたが、1年たっても状況は変わらず・・・

 

残念ですねタラー

 

しかし、ボン宣言とは何ぞや?(笑)

 

いや勉強した気がする。

うん、3級のテキストにも書いてあった気が・・・するチュー音符

 

 

危機遺産リストには他にも、今回世界遺産リスト入りした、ミクロネシアの遺産などが載っております

 

 

 

個々の遺産については別記事をうずまき

 

 

 

一連の記事はUNESCOのHP、Wikipedia、そして世界遺産ガイドの長谷川大さんのブログ コチラ を大いに参考にさせて頂きました。

 

 

 

 

 

前回の記事はコチラ → 「2016年7月第40回世界遺産委員会まとめ①

 

 

今回の審議で、日本はフランススイスなどと共に、国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築」が遂に世界遺産リスト入りを果たしましたお願い拍手

 

 

正直、そんなにすごい建物だと思って見たことなかったけど(笑)

 

ル・コルビュジエの名前を知る前は、窓が少ないし、コンクリートっぽいし、無機質なビルだと思ってました。

 

でもこれで東京都は初の世界遺産誕生ですねキラキラ

 

 

 

 

一方、審議にかけられるかと思っていた長崎の教会群は、申請を取りやめました。

 

ICOMOSの調査結果が思いの外良くなかったとかびっくり

 

今のままで審議にかけるよりも、キリスト教が禁止されてた時代に信者たちがどのように信仰を守ってきたのか、という歴史の方が少なくて貴重なので、そこに重点を置いた方がいい、という判断だそうですウインク

 

こちらは体勢を立て直し、2018年の登録を目指します。

 

ちなみに、来年は「宗像・沖ノ島と関連遺産群」を審議にかけるそうですグッ

 

 

 

個々の遺産については後述します。

 

 

続きはコチラ → 「2016年7月第40回世界遺産委員会まとめ③

 

 

 

 

 

 

UNESCOのHPによると、2015年12月時点での世界遺産の総数は1031お願い

 

そのうち、文化遺産802自然遺産197件、複合遺産32件です。

 

 

ちなみに、2016年の世界遺産委員会はトルコのイスタンブールで開催されましたが、クーデターの影響で10月に審議持ちこしになるなどのハプニングがありましたガーン

 

でも、新規登録と危機遺産リストの改定は終わっています。

 

今回、文化遺産12件、自然遺産6件、複合遺産3件の追加で世界遺産の総数は1052となりました。

 

 

 

今回の更新で、日本世界遺産20件キラキラ

 

 

その他にも、ミクロネシアアンティグア・バーブーダに初の世界遺産が誕生したことで、世界遺産条約締結国192か国のうち、世界遺産を保有していない国は残り27か国になりましたルンルン

 

 


追加された個々の遺産の詳細は後記事に回します。

 

 

 

続きはコチラ → 「2016年7月第40回世界遺産委員会まとめ②