号外 レゴ護衛艦建造日記(day19 出港用意 そしていろいろ修正)
ラッパの音が艦内に鳴り響きました。「出港用意」の合図です。
(本物の音とあわせてどうぞ )
レゴ護衛艦(結局、艦名は「DD-191はつづき」にしました。
先代の駆逐艦「初月」 は結構有名な艦です。偶さか本物の護衛艦の名前としては使われていないので借用しました。)、体験航海のミニフィグたちを乗せて、いざ出港です。
艦首の国旗を降納し、岸壁とのもやいを解き、タグボートに引かれ、埠頭を離れていきます。
このタグボートは純正品、1982年発売のタグボート です。実際に水に浮かぶ船シリーズの最も初期のもの、お気に入りです。艦齢30歳になりましたが、まだまだ現役です。
タグボート、ベテランな上にかわいいので、名前は「おぽいてぃ」にしました。
yu_kuさん、この船で良いですか??
乗客たちが出港作業を見守ります。
その中に巨大望遠レンズの立派なカメラを構えたピットクルー風のフィグが1人。
いつもコメントをいろいろいただいている、もちににさん風です。勝手に風貌を想像して作ってみました・・・。
観艦式にも 行かれていますが、レゴ護衛艦の体験航海にも乗っていただきました。
出港です。
このあたりからはこの曲をBGM にどうぞ
タグボートのもやいも解き、自走航行に入ります。
港の出口付近はだいたい輻輳しています。見張り員は緊張を強いられます。
艦橋の見張り台、艦首に立ち、絶えず周囲を見張り、漁船などの接近に備えるのです。
日本の釣り船はなかなか航路を譲らないんです!船舶で輻輳する東京港の航路上は本来停泊(操業)禁止、何度も警笛を鳴らし、航路上からどいてもらいます。
艦の全景が次第に見えてきました。大きいです。
タグボートと比べるといっそうわかります。
続きはこの曲をBGM でどうぞ
港外に向かう航路上で後方見張り員が高速で接近してくる小型船の船影を認めました。
不審船でしょうか?
艦尾のCIWSを起動する必要があるかもしれません。このCIWSはブロック1Bですので、対艦ミサイルだけでなく、水上目標も光学照準で射撃可能です。
1分間に3,000発の20mm銃弾を発射し、自艦に接近する脅威を撃破します。
近づいてきました。クルーザーのようです。
タグボート「おぽいてぃ号」を交わして接近してきます。
その舳先には・・・
競馬の勝負服に身を固めた女性が乗船しています。
そう、ぎりぎりで乗艦希望をいただいたyu_kuさんでした。
まるでこの動画の3分12秒ごろのイメージ ですね。
不審船ではなく、追いかけ乗艦でした。。。
航路上の梯子での乗艦です。気分は水先案内人ですね。
無事甲板へ。ようこそ本艦へ! 乗馬服の男性とともにCIWSと記念撮影です。
ただしコーギー同様、「お馬ちゃ」も乗艦できませんので、お留守番願います。
さてさて、ヘリコプター格納庫の上では、新兵器、SEA-RAMを駐在武官たちが視察中です。
このような外国軍関係者との交流を通じ、友好協力関係の構築や、一方で、抑止力の確保も図られるわけですね。
ちょっと周辺国風の制服(インディジョーンズシリーズから借用)も乗ってもらいました・・・
ところで毎日見ていると、いろいろ直したいところがたくさん出てきます。
まずはCIWSです。実はSEA-RAMもCIWSも同じ米国の軍事企業レイセオン社の製品です。
レイセオン社の売りはモジュール化、実はCIWSとSEA-RAMは発射台の部品を共通化していて、艦の用途に応じていつでも換装できるのが売りなんです(レイセオン社のサイト から)。
とすると、昨日までのレゴCIWSとレゴSEA-RAMとでは大きさが違うので実際と異なってしまいます。
この際CIWSを作りなおすことにしました。
こんな感じになりました。上の写真の左の古いものと比べると、実物に近づいた感じがします。ちなみに新旧とも、前述のとおり赤外線センサーによって光学照準もできるブロック1Bタイプ を再現しています。
これでSEA-RAMとの換装性がとれました。
本物と比べても 、良い感じです。
新CIWSを配置するのに合わせ、ヘリコプター格納庫の上も改装しました。
昨日の写真と比べると、間違い探しのようですが、いくつか変わっています。
もうひとつ、海士たちのセーラー服がいまいち気に入っていませんでした。白い線が細すぎて、遠めだとわからないからです。
作りなおし、印刷しなおしました。またまた危ない図です。
川に流せるくらい白線がくっきりですね。
ほかにも、内火艇や複合艇(ゴムボート)まわりもそれらしくしました。
あと、チャフ甲板(艦橋脇の見張り台の下のベランダのような部分)には、機関銃も配置しました。
実際の護衛艦のうち、アラビア海での海賊対策活動に従事する艦船に装備されているものです。海賊に対しては、護衛艦が普通に持っている大砲やミサイルでは強すぎますので、このような機関銃を後付けしているわけですね。
レゴ護衛艦、DD-191はつづき、竣工するも道半ば、体験航海をしつつさらにブラッシュアップをしていきたいと思っています。
しかし、そろそろこのブログの本旨である犬日記に戻らないといけませんね。