春がまた来るたび ひとつ年を重ね
 目に映る景色も 少しずつ変わるよ
 陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
 気がつけば五十路を 越えた私がいる
 信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
 どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ


 I say it's fun to be 20
 You say it's great to be 30
 And they say it's lovely to be 40
 But I feel it's nice to be 50


 満開の桜や 色づく山の紅葉を
 この先いったい何度 見ることになるだろう
 ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
 ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ


 I say it's fine to be 60
 You say it's alright to be 70
 And they say still good to be 80
 But I'll maybe live over 90


 君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
 長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ


 I say it's sad to get weak
 You say it's hard to get older
 And they say that life has no meaning
 But I still believe it's worth living
 But I still believe it's worth living
」 人生の扉/竹内まりや

作詞 : 竹内まりや 作曲 : 竹内まりや

「協和発酵」CMソング






※少し重めな記事です

  想いのままにぱっと浮かんだ記事なのであまり期待せずに 汗




想うこと・・・




先日起きた大きな地震


速報後、うちの方もわずかにですが揺れて

すぐにかなり大きなものだと分かりました。


そして警報が出て、避難された方が多いのは

とても良い事だと思うのですが、

車の渋滞やガソリンの給油待ち、などなど

まだまだ問題が多いのも確かです。


都会の帰宅困難者のことも、実際どこまで進んでいるのか。

災害弱者の方の為に必死に考えられていたり、

避難訓練などしているところがあって、

でもそこのスタッフの方達や個人個人だけに任せるのではなくて

もっともっと的確な大きな支援は出来ないものなのか。


外国人の被災された方の

あの日のことなども見させて頂きましたが。


例えば今・・


ビルのガラスや看板などはどうなってるんだろう・・。


当時は救命ボートの話なんかもあったけど

どうなったんだろう・・。


一度だけ報道されたものなど、思い出せないことも正直多いけど、

みんなどうなってるんだろう・・。


今、いまいちまだ安心と言えるだけの状況にはないように思います。

何と言うか・・ まだ危機感がないと言いますか・・。

お金を使わなきゃいけないところが山ほどあると言いますか・・。


被災したわけでもなく、被災地にいるわけでもなく、

専門家でもない自分がこういったことを書くのは

すこし引ける部分もあるんですが・・

今・・ 少し感じたことを書かせて頂きます。



災害から逃げる時、きっと人は

「 今 」 よりも、「 先 」 を考えてしまうのだと思います。

よほど大きく、間近に無いかぎり。


それは、今回の震災や過去の震災などの状況から

先、先の先のことまで考えないと・・

という思いが働くからではないでしょうか。


そういった部分をいかに、

たとえ他で事故などが起きていたとしても、住民・動物の1人1人まで

なるべく早くにしっかりと守れる状況を作れるか・・

そうすることができれば、私たちは先の先のことまで考えることなく

命だけを最優先に守ることができるのかなと思うのです。


でも正直、国が出来ることも限界はあるのかもしれません・・

そして私たちは、ある程度の失うものも

覚悟しないといけないのかもしれません。


何よりも一番大事なもの・・

それを守ることを最優先に考えることが必要なのだと思います。


必ず助けや支援は来ますから。


瞬間、瞬間を第一に考えることができれば

大切なものを守れる可能性がぐんと広がると思います。


ただ、車を置いて逃げると言っても、

マニュアルではカギを付けたままとなっていて、

そうそう簡単に出来る行動ではないと思います。


まだ、個人個人が気を付けてくださいレベルなんですよね・・

確かに1人1人の意識が一番大事なんですけど・・

細かいところの問題はまだ完璧とは言えない。


ただ逃げてください!だけじゃ

よほどのお金持ちでもないかぎり難しいところもある・・。


もっと的確な情報を出せたり、

まだしっかり見ることが出来ていない部分の問題を真剣に考えたり、

あの日からのことで学ばなくてはいけないもの

考えなくてはいけないことがまだまだ沢山あります。


様々なあの日、あの日からのことを見させて頂く度、

あの日まで・・ 阪神大震災などがあっても

細かな・・ いや、大きなことをほとんど考えられてこなかったことに、

自分も含め情けなさと怖い気持ちになります・・。


どれだけ言葉を並べてもかなわない


" 経験 " を隅々まで無駄にしないように


本当に変わってほしい


大切なものを守れるように・・




~ この世界のどこかにいるあなたへ ~



ちょっとここで少し話しは変わりますが、

この記事に書いていいのか分からないですけど・・。


絶望・・ とか、 地獄・・ とか、

どれだけの人が経験してるでしょう?・・


僕の人生、はっきり言って順風満帆とは言えません。

昔は、絶望や地獄・・ そう感じることも多くありました。


でも正確に言えば、「 そう思っていた 」

に過ぎません。


ご飯を食べれて、大切な人がいて、

たまにもっとおいしいものを食べれて、

やりたいこともそれなりにやれたり。などなど...


そんな中でも確かに自分の中では

とても辛いこと・・ だったのですけど・・


そんな時、絶望や地獄を感じる・・。

遠くの遠くまで逃げてしまいたくなる・・。


けれど


本当の地獄や絶望にいる人は、

生きることを選ぶのだと思います。


それは理由なんてなく、本能だから。



今、悩みを抱えられている方。

本当は温かい言葉を使いたいのですが・・

自分も逆の立場なら温かい言葉が欲しいと思うのですが・・


でも、その時はもしかしたら勇気などもらえるかもしれません。

けれどその先、苦しい時に自分の力で上手に逃げられるかどうか?

しっかり歩いていけるかどうか?


温かい言葉・想いが悪いと言っている訳ではないので

誤解がないといいのですけど・・。


・・ある番組に出てきたことで、今でも忘れられないことがあります。

それは、ある国の水の少ない村に

日本の方が井戸を作りに行くというもので。


その方は井戸を作ってあげるのではなく、

井戸の作り方を教えてあげていました。


一番大切なのは、生きていく力を身につけること。

生きていく方法を学ぶ事。


色々と気づかせてもらえた番組でした。


頼ることが良くないわけじゃありません。

頼り続けても良いんです。


けれど、それが当たり前だとは思っちゃいけない。

たとえ手足が動かなくても。


周りの人は一年に一度ぐらいの感謝の気持ちだけで十分で。


悲観しているばかりじゃなく、

生きてることに喜びを感じられること・・


体でも心でも、本当に少しずつでいいから

自分で自分を守れるように・・


そして本当に苦しい時には

素直にいっぱい甘えられる弱さを・・



本当に一番大切なものに気付けた時・・


絶望と希望 地獄と天国は


隣り合わせなのかな・・。




様々な状況・状態があるので、なかなか

すべての人に伝わるように書くのは難しいのですけど・・。


少し話しを戻しますが。

本当に例えば、もっともっと大きなことが起きた場合・・

守ってもらえるか、守ってあげられるか、

それはその時にしか分からないです。


災害弱者の方などは別として、

自分は自分で守らないといけない可能性の方が大きいかもしれない。


この秋・・

ある病院の災害対策マニュアルには

こう付け加えられました・・


・ 一人でも多くの人を避難させるよう努力するが

 自分の身に危険を感じたら避難すること

 (全患者避難できなくても職員を責めてはならない)


本当に苦しい判断だと思います。


でも、一人じゃできることには限界があるけど、

支え合えれば、何倍の力にもなっていける、必ず。


そして、命を最優先に考えられるように、守れるように

できることがまだまだ沢山あるはず・・


熱過ぎるかも知れませんが・・


私たちは


ぜったいに、ぜったいに!


負けない。




関根勤さんが言ってたのかな・・

「 水 」 のすごさについて。


水は一番すごいもので、

水がなければ生きていけない。


人間は何もなしに水の中に長時間はいられないけれど

魚たちは水がなければ生きていけない。


地球を守る雲 などなど



水の強さ・・


美しくも恐ろしい豊かなその場所・・


ここ(地球)で生きていくこと・・


美しさも 豊かさも 恐ろしさも・・


様々なものが息づいているここ(地球)を


人間だけの世界と思わないように・・


自然に生かされているということ・・


まだ終わっていないということ・・


人間だから 出来ること・・


始まったばかり かもしれない・・


もう 忘れない


どれだけ時が流れても・・。



色々長々と書いてしまいましたけど・・

自分でもまだいまいちよく分かっていないもの

勉強不足のものもありますので

つぶやき記事程度に聞き流して頂けたらと思うのですが。

本当に不快な思いをさせてしまっているところが

ありましたら申し訳ありません。










いのちを見るたび


いのちを知る


いのちを想うたび


いのちを知る


いのちを重ねるたび


いのちを知る


今はただただ


このいのちを


守りたい・・・・・




~ この世界のどこかにいるあなたへ ~

photo by feel



" たいせつなものを


 見つけるの


 とっても難しいけど


 大切なものを


 大切に思いつづけるのは


 もっと


 むずかしい " 御木幽石


1966年8月20日 日本 - 福岡県 書家