ふたたびたび
さてはて今回もやってきましたよトラブルー。
前回の旅では、特に後半。
次なる国を目指すことになっても、もうそれが私にとっての日常だったから、トラブルーになんてならなかったのに。
かなりの場数をこなしてきたはずなのに、
やっぱり、行くのが不安になったり怖くなってしまうのよね。
この21世紀のご時勢に何を言うかと思われるかもしれませんけど、
私、やっぱり飛行機怖いし。
あんな鉄の塊が自然の摂理に反して空を飛ぶなんて、やっぱり冒涜だと思ってしまうんですヨ。
一週間くらい前からお腹は下し気味。
前回の長旅前ほど重度じゃないけど、
つきまってくるトラブルー。
重度だと、お腹がもっとゆるくなり、
突然心臓がバクンッ!ってなったりするからね。
それはそれは、大変なんですよ。
心がざわざわなんですよ。
出発前の乱心は喉元過ぎればで、
行ってしまえば、
あとはなんとかなることはもうわかっているはずなんだけど。
きっと根が小心者で臆病者のこんこんちきなのね。
それでもまた行きたくなってしまう自分は一体なんなんだ!!?
自分で自分がよくわからないわ。
2週間ほどミャンマーに行くということを人に話したら、
「何しに行くの?」
と、よく聞かれた。
その質問が一番弱る。
自分でもコレ!!!というものが、
フワフワしていてわからないものだから、
言葉に詰まる。
それでも行きたいのよね。
行きたい気持ちが勝ってしまうのよね。
帰国して1年足らず。
いつかまたどこかへ行きたいとは思っていたけど、
そのいつかは自分が思っていたよりも、意外に早かった。
帰国前の、気の抜けた炭酸状態の心だったあの頃は、
もっともっと先になるだろうなと思っていたものだから。
日本で生活することは、
そりゃあストレスもあるけれども、
慣れ親しんだ場所だし、居心地も悪くはないし、それなりに楽しい。
だけど、時々生きていることを忘れてしまいそうになるくらい平穏だ。
平穏は素晴らしいことだけど、
感情の振れ幅というか、揺さぶりの少なさに物足りなさを感じてしまうのかもしれないわね。
たぶん贅沢なんだと思う。
それだけ、この国が物質的にすごく豊かなんだと思う。
旅をすることで、
凝り固まった常識だとか感情といったものをドカンと破壊させて、
ドキドキしたかったのかもしれない。
何も知らない、未知なる場所に身を置いて、
感情感覚は自分だけのもので、
現地で困って、
それでもどうにかこうにか動いて、
自分の持っている力、感覚をフルに使いたかったのかもしれない。
自分で考えて判断して動く。
その過程が贅沢だし、とても楽しい。
だからまた行きたくなったのかもしれませんネ。
ポーン!と飛行機を買って、飛行機に飛び乗る。
その気になれば、こんなにもあっさり簡単なことなのね。
再びあの世界に身を投じられるとは。
それが可能なすごい時代の、すごい国に生まれたものよね。
改めて思うわ。
一体どんな旅になることやら。
楽しみです。
とりあえず、ビザ用の写真を機械で撮ってみたら、大失敗してこんなのが出てきました。涙
誠にギャフンだけど、
今夜はタイ人のお友達に会う楽しい約束があるんだぜ!!!
ヒャッホ!!!