朝はだいたい私が一番早く、シャワーの後にパンをかじってるとアンドレとサシャ親子が起きてくる。
で、サシャがまとめてって感じで私の分まで朝ご飯を作ってくれる。
ほぼ定型化してるんだけど、何もしてない私は恐縮しっぱなし。
ついでに昨晩はみんなより早く寝たんだけど(病院のことで精神的に疲れた)、
私が眼鏡をかけっぱなしで寝てたら、アンドレ父ちゃんがそーっと外してくれてた。
(シングルベッドが並んだドミトリー部屋なので、通りすがりに気にしてくれたらしい)
そういうのが本当にお父ちゃんみたいじゃないか。
アンドレ親子にはお世話になりまくりです。
今朝の目玉焼きは、トマトの上に乗っていました。
なるほど、蒸すかわりにこうして卵を焼くのね。勉強になる。
photo by アンドレ父ちゃん
コーヒーにコンデンスミルクを勧められた。
ロシア流というか、ベトナム流?
今日でロシアンのパヴェルくんがチェックアウト。
この旅行は彼にとって初海外で、すごい楽しかったらしく、帰国を伸ばそうか真剣に悩んでいた。
見ていてそれがわかるくらいだから、本当に楽しかったんだなぁ。
海外の友達も、こんな風に英語を使う環境も、全てが初めてだったらしい。
大学で数学を勉強しているというし、たぶん神経質で内向的な性格。
そんな彼にとって、この宿でのんきに過ごしている一人旅行者ってのは普段見ない人たちなのかも。
「延長しちゃえ!」とけっこう本気でフェデリコも私も勧めたけど、けっきょく帰国するみたいです。
予定を変えるってのも勇気がいるんだよね、それもすごいわかる。
英語がもっとできればなぁ、とぼやいていた。
その気持ちすごいわかるよ!その気持ちがあれば英語できるよ!
英語がわからないと、話すのって大変でけっこうストレスなのに、
彼はよく私やフェデリコたちとしゃべってくれて、努力家だしいい子だなぁ。
どっちもphoto by フェデリコ
パヴェルにアンドレとサシャは、私にとって初めてのロシア人の友達。
トロントの語学学校にもロシア人はいたけど、たいしたコミュニケーションもとれずに終わってしまったからな。
ここで会った人たちのおかげで、漠然とネガティブなイメージしかなかったロシアがとても素敵そうで、行ってみたくなった。
また会おうねー、パヴェル!
* * *
今日はアンドレの号令の元、フェデリコと私の3人で、石山に作られた洞窟都市&教会を見に行きます。
ゴリの近くにある Uplistsikhe ウプリスツィ というところ。
調べてみると、どうやら紀元前から存在するそうで、
世界遺産都市のムツヘタや、現首都のティビリシが出てくる前は重要な都市だったらしい。
☆洞窟都市ウプリスツィに行きたい!ジョージア ゴリ観光
☆Uplistsikhe (英語)
☆Uplistsikhe -Wikipedia(英語)
場所はゴリから10キロくらい。
ゴリからマルシュが出ているようです。
それではいってきます。
Happy Journey!
しばらくは高速っぽい道路を順調に進んでいたけど、
アンドレのナビがおかしな方向へ進みはじめたようで、超オフロードのがたがた道になった。
車すら数日に1台通るかどうかレベルの人気のない道、というか轍にそって進む。
すんごい道だけど景色めっちゃいいな!
アンドレは「こういう道には慣れてるから平気だよ」と言ってくれるけど、むしろ車がもつか心配。
(過去にオフロードを普通車でがんばって大変だった経験があるもんでw)
ようやく1軒、人のいるらしい建物を見つけた。
ウプリスツィまであとどれくらいか聞くと、今来た道をぐるっと戻って町中で橋を渡らなきゃいけなかったらしい。
今までずーっと横に見えてた、あの川を渡る必要があったのね。
私はオフロードも冒険気分で楽しいけど、運転してるとやっぱ大変なのかな。
相変わらず運転を手伝えず、後部座席ですみません。
オフロードのスタート地点である墓地。
ここの墓地には、各墓地の敷地内に備え付けのイスやベンチが置かれている。
日本では見かけないパターンのお墓だな。
町中のタクシー運ちゃんに聞いたりしながら、ようやくウプリスツィに到着しました。
入場料は3ラリ。(約130円)
いやぁ風が冷たい、寒い!
この岩肌を、自力で道を探しながら上り、教会を目指すスタイル。
基本的には好きなところを上っていいみたいで、アスレチック気分で楽しいがハード。
手すりや階段はほとんど無いし、石はスルスルしてすべりやすい。
けっこう無茶苦茶な遺跡だ。
途中で2人に引っ張られたり補助してもらったり、足を引っ張りながら先へ進む。
教会へ続く石山の途中には、儀式目的で使われたらしいホールやお店、女王の間などの跡があった。
壁の一部には字も刻まれている。
どの部屋も、石を掘って作られているみたいだ。
イメージでしかないけど、石を積んで作るより大変でケガが多そうだなぁ。
一部は1920年の地震で崩れてしまったらしく、最近作られたらしい補助の柱なども見かけた。
景色は最高!
教会に到着。
アンドレはフェデリコと私にもローソクを渡し、一周してお祈りをした。
マナーをよく知らない私たちは、アンドレの後に続いてローソクに火をともす。
教会の裏側から、山の反対側を見渡せた。
さっき走っていたオフロードも見える。
改めてみると、すごい道を走ってたんだな。
この辺りは風が強すぎて、身体を持ってかれそうになる場所もあった。
強風のために息するのも大変だし、おかげですぐに体は冷える。
滑り台のようにななめになった石肌を進む。
転び落ちても下には当然クッションなどは無いので、ケガするだけ。
最後まで気が抜けない。
最後の出口はこの洞穴を降りていく。
下りる前にアンドレに「見てみて」と呼ばれて、何かと思えば「わぁーお」だって。
感嘆詞好きねw
無事に下山できました。
さっきは遠くに見えていた川が目の前。寒い!
ゴリの町まで戻ってきた。
ゴリの町は小さいけど、かの有名な旧ソ連の最高指導者、スターリンの出身地として有名。
ちなみに「スターリン」という名は偽名で、鋼鉄の人という意味があるそうです。
☆ヨシフ・スターリン -Wikipedia
ここにはスターリン博物館があったり、生家が展示されてたりする。
入館料は、たしか一人10ラリ。
この前カナディアンのアンドレから、ここはたいしたことなかったと聞いていたのでパス。
博物館の脇にある緑の電車は、スターリンさんの専用列車。
渋谷のハチ公広場にある緑の電車みたいじゃん。
博物館の前に、スターリンの生家があった。
天井の黄色いステンドグラス、角にある模様はたしか旧ソ連のマークじゃなかったっけ。
やはり旧ソ連を代表する人物の一人なんだなぁ。
ていうか、無に等しい程度の薄い知識すらないので、特に感想もない。
私は今夜の列車でアルメニアへ向かう予定なので、早めに宿へ帰宅。
すみません急かしちゃって、、、
一人で周ってるだけだったら多分来なかったであろうウプリスツィ。
誘ってもらってよかった。アスレチックが楽しい場所でした。
で、サシャがまとめてって感じで私の分まで朝ご飯を作ってくれる。
ほぼ定型化してるんだけど、何もしてない私は恐縮しっぱなし。
ついでに昨晩はみんなより早く寝たんだけど(病院のことで精神的に疲れた)、
私が眼鏡をかけっぱなしで寝てたら、アンドレ父ちゃんがそーっと外してくれてた。
(シングルベッドが並んだドミトリー部屋なので、通りすがりに気にしてくれたらしい)
そういうのが本当にお父ちゃんみたいじゃないか。
アンドレ親子にはお世話になりまくりです。
今朝の目玉焼きは、トマトの上に乗っていました。
なるほど、蒸すかわりにこうして卵を焼くのね。勉強になる。
photo by アンドレ父ちゃん
コーヒーにコンデンスミルクを勧められた。
ロシア流というか、ベトナム流?
今日でロシアンのパヴェルくんがチェックアウト。
この旅行は彼にとって初海外で、すごい楽しかったらしく、帰国を伸ばそうか真剣に悩んでいた。
見ていてそれがわかるくらいだから、本当に楽しかったんだなぁ。
海外の友達も、こんな風に英語を使う環境も、全てが初めてだったらしい。
大学で数学を勉強しているというし、たぶん神経質で内向的な性格。
そんな彼にとって、この宿でのんきに過ごしている一人旅行者ってのは普段見ない人たちなのかも。
「延長しちゃえ!」とけっこう本気でフェデリコも私も勧めたけど、けっきょく帰国するみたいです。
予定を変えるってのも勇気がいるんだよね、それもすごいわかる。
英語がもっとできればなぁ、とぼやいていた。
その気持ちすごいわかるよ!その気持ちがあれば英語できるよ!
英語がわからないと、話すのって大変でけっこうストレスなのに、
彼はよく私やフェデリコたちとしゃべってくれて、努力家だしいい子だなぁ。
どっちもphoto by フェデリコ
パヴェルにアンドレとサシャは、私にとって初めてのロシア人の友達。
トロントの語学学校にもロシア人はいたけど、たいしたコミュニケーションもとれずに終わってしまったからな。
ここで会った人たちのおかげで、漠然とネガティブなイメージしかなかったロシアがとても素敵そうで、行ってみたくなった。
また会おうねー、パヴェル!
* * *
今日はアンドレの号令の元、フェデリコと私の3人で、石山に作られた洞窟都市&教会を見に行きます。
ゴリの近くにある Uplistsikhe ウプリスツィ というところ。
調べてみると、どうやら紀元前から存在するそうで、
世界遺産都市のムツヘタや、現首都のティビリシが出てくる前は重要な都市だったらしい。
☆洞窟都市ウプリスツィに行きたい!ジョージア ゴリ観光
☆Uplistsikhe (英語)
☆Uplistsikhe -Wikipedia(英語)
場所はゴリから10キロくらい。
ゴリからマルシュが出ているようです。
それではいってきます。
Happy Journey!
しばらくは高速っぽい道路を順調に進んでいたけど、
アンドレのナビがおかしな方向へ進みはじめたようで、超オフロードのがたがた道になった。
車すら数日に1台通るかどうかレベルの人気のない道、というか轍にそって進む。
すんごい道だけど景色めっちゃいいな!
アンドレは「こういう道には慣れてるから平気だよ」と言ってくれるけど、むしろ車がもつか心配。
(過去にオフロードを普通車でがんばって大変だった経験があるもんでw)
ようやく1軒、人のいるらしい建物を見つけた。
ウプリスツィまであとどれくらいか聞くと、今来た道をぐるっと戻って町中で橋を渡らなきゃいけなかったらしい。
今までずーっと横に見えてた、あの川を渡る必要があったのね。
私はオフロードも冒険気分で楽しいけど、運転してるとやっぱ大変なのかな。
相変わらず運転を手伝えず、後部座席ですみません。
オフロードのスタート地点である墓地。
ここの墓地には、各墓地の敷地内に備え付けのイスやベンチが置かれている。
日本では見かけないパターンのお墓だな。
町中のタクシー運ちゃんに聞いたりしながら、ようやくウプリスツィに到着しました。
入場料は3ラリ。(約130円)
いやぁ風が冷たい、寒い!
この岩肌を、自力で道を探しながら上り、教会を目指すスタイル。
基本的には好きなところを上っていいみたいで、アスレチック気分で楽しいがハード。
手すりや階段はほとんど無いし、石はスルスルしてすべりやすい。
けっこう無茶苦茶な遺跡だ。
途中で2人に引っ張られたり補助してもらったり、足を引っ張りながら先へ進む。
教会へ続く石山の途中には、儀式目的で使われたらしいホールやお店、女王の間などの跡があった。
壁の一部には字も刻まれている。
どの部屋も、石を掘って作られているみたいだ。
イメージでしかないけど、石を積んで作るより大変でケガが多そうだなぁ。
一部は1920年の地震で崩れてしまったらしく、最近作られたらしい補助の柱なども見かけた。
景色は最高!
教会に到着。
アンドレはフェデリコと私にもローソクを渡し、一周してお祈りをした。
マナーをよく知らない私たちは、アンドレの後に続いてローソクに火をともす。
教会の裏側から、山の反対側を見渡せた。
さっき走っていたオフロードも見える。
改めてみると、すごい道を走ってたんだな。
この辺りは風が強すぎて、身体を持ってかれそうになる場所もあった。
強風のために息するのも大変だし、おかげですぐに体は冷える。
滑り台のようにななめになった石肌を進む。
転び落ちても下には当然クッションなどは無いので、ケガするだけ。
最後まで気が抜けない。
最後の出口はこの洞穴を降りていく。
下りる前にアンドレに「見てみて」と呼ばれて、何かと思えば「わぁーお」だって。
感嘆詞好きねw
無事に下山できました。
さっきは遠くに見えていた川が目の前。寒い!
ゴリの町まで戻ってきた。
ゴリの町は小さいけど、かの有名な旧ソ連の最高指導者、スターリンの出身地として有名。
ちなみに「スターリン」という名は偽名で、鋼鉄の人という意味があるそうです。
☆ヨシフ・スターリン -Wikipedia
ここにはスターリン博物館があったり、生家が展示されてたりする。
入館料は、たしか一人10ラリ。
この前カナディアンのアンドレから、ここはたいしたことなかったと聞いていたのでパス。
博物館の脇にある緑の電車は、スターリンさんの専用列車。
渋谷のハチ公広場にある緑の電車みたいじゃん。
博物館の前に、スターリンの生家があった。
天井の黄色いステンドグラス、角にある模様はたしか旧ソ連のマークじゃなかったっけ。
やはり旧ソ連を代表する人物の一人なんだなぁ。
ていうか、無に等しい程度の薄い知識すらないので、特に感想もない。
私は今夜の列車でアルメニアへ向かう予定なので、早めに宿へ帰宅。
すみません急かしちゃって、、、
一人で周ってるだけだったら多分来なかったであろうウプリスツィ。
誘ってもらってよかった。アスレチックが楽しい場所でした。