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年末

さて、仕事納め後は1年ぶりにうどんを食しに四国に渡った。
未訪局とうどん屋の分布状況を眺めながら巡局コースを決めた。
訪問局の詳細は後ほど更新する某所を見るとよいだろう。

29日
善通寺市→多度津町→丸亀市→坂出、国分寺+α
30日
高松市北西部→国分寺町→綾南町→綾上町→旧塩江町→美馬市

うどん屋寸評:
29日の部
「長田in香の香」定休日を忘れてました。3年連続の訪問ならず。
「ジャンボ高木」釜上げ大。麺はいいが、付けだしの味が私には好みでない。
「宮川」大。10時前ということで出遅れた感じ。だしは素朴でうまい。
「味でこい」大をぬくめた。素直にうまい。
「さとう」閉店していた。
「さぬきや」釜あげ。おでんがうまそう。ジャンボ高木よりは私好みです。
30日の部
「田村」年末の営業既に終了。予約の玉売りのみのようでした。
「松岡」大。昨年に引き続き。高レベルで安定していて私の一押しです。
「山越」2玉を「ひやあつ」に。前回来たのがブームになる前だから10年ぶり
くらいか。ひと頃よりも短くなったと言われる行列だが、ここまで待って食べる
価値があるかと問われると私としては考えどころ。なぜならばちょっと足を
伸ばせば待ち時間で2軒ははしごできるからだ。

[PLC]今日の「高速電力線搬送通信に関する研究会」

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051222/226682/

>最後に杉浦教授が「電力線通信に関して影響を受ける懸念のある短波ラジオや
>電波天文などの関係者を交えて,ここまで議論した例は世界でも初めて。
>関係者の協力に感謝したい」と謝辞を述べ,研究会は閉幕した

議事録を見る限り「議論」には程遠いものなのだが、この方の認識ではそうだということなのでしょう。
これを本気で言っているのだとすると相当「おめでたい」精神構造のようですね。
これでとうとう御用学者の仲間入りかな(笑)。よくもまあこんなものを堂々と世に出せるものだと、
私はある意味感心してしまいました。

[PLC]高速電力線搬送通信と無線利用との共存条件案にかかる意見募集(その後)

http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/kosoku_denryokusen/051212_2.html

先の意見募集で寄せられた意見に対する、研究会の見解なるものが公表されている。

例の「共存条件(案)」同様、読んで頭が痛くなった。研究会の進め方に既にかなりのバイアスが
かかっており内部の議論がかみ合っていないのは一連の議事録を読んでも分かることだが、
なぜかそのバイアスに(根拠のない)絶対的な自信を持っているであろう「学識経験者様」から見ると、
都合の悪い意見はいかに明確な根拠があろうとも見ざる聞かざるということなのだろう。

もしこれがそのまま電波監理審議会に答申されて、仮にここでも素通りということであれば、
もう日本の電気通信行政は死んだも同然、国際的には三流以下の恥さらしものである。

本来ITU-Rで議論しなければならない基準を的はずれのCISPR22の基準値に求めているあたり、
総務省は本気でこの何の根拠もない「共存条件」なるものをITU-Rへぶら下げて行くつもりなのだろうか。
私は研究会の一連の「議論」とパブリックコメントに対する反応を見ていて情けない限りである。

[PLC]高速電力線搬送通信と無線利用との共存条件案にかかる意見


http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051021_1.html

の意見募集に対して、私の意見を11月20日に提出しました。

なお、意見の作成に当たっては次のページを参考にしました。http://homepage2.nifty.com/preserve_spectrum/public_comment_nov2005_j.html

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別紙

1 意見の要旨
 私は、以下の理由により本案に反対します。

(1)本案の内容では、高速電力線搬送通信による漏洩電波(以下「漏洩電波」とする)が既存の無線通信に対する強力かつ継続的な妨害となるため、共存は不可能である。漏洩電波が既存の無線通信に対していかなる妨害も与えないことが、共存のために最低限必要な条件である。

(2)実際に漏洩電波による妨害が発生した場合に備えて、漏洩電波を受信すれば障害を発生したモデムを特定できるように、受信可能なIDを電力線モデムが送出することについて共存条件に盛り込むべきである。

 なお、本案には少なくとも以下の不備があるので、本案の再検討を行う場合にはこれらについても詳細に検討を行った上で実施する必要があることを指摘しておきます。

(1)電力線は屋根裏や床下や壁など家屋の至る所に走っており、木造が多い日本の住宅環境において、特に大都市部では隣家との離隔がほとんど取れないに等しいため、離隔による漏洩電波の減衰効果が見込めないと考えるべきである。

(2)漏洩電波は電力線モデムの出力端子におけるコモンモード電流だけが要因ではないから、これによって許容値を決めることは不適当である。許容値は漏洩電波の電界強度値によって決められるべきである。

(3)漏洩電波は高さ方向に強く出るので、累積効果や電離層伝搬についてもこれを考慮すべきである。電離層伝搬については周波数、季節及び時間帯の組み合わせによって特性が変化するので、全てを網羅して実験すべきである。

(4)漏洩電界強度の許容値の策定にあたっては、現在採択手続が進められているITU-R SG WP6Eの新勧告案(80MHz以下の放送システムを電力線通信システムに起因する混信から保護するための要件)を踏まえた上で行うべきである。具体的には、「任意の受信設備設置場所におけるPLCモデムによる放射雑音は、実効値で静穏な田園地帯(Quiet rural)の人工雑音レベルより20dB低い値以下、かつ尖頭値で静穏な田園地帯の人工雑音レベル以下」となっている。

2 意見とその理由(以下省略)

月面反射通信における伝搬理論3

3 受信性能の検討

まず必要となる受信性能を検討する。受信性能を表現する方法としてG/Tを使う。但し、G=Gr=受信空中線利得(dBi)、T=受信システム雑音温度(K)とする。

自宅の敷地に収まってメンテナンスが容易な設備を考えるならばあまりに大がかりな物は望めないので、ある程度は通信相手の設備に頼ることを考えなければならない。通信相手にはそれなりに本格的な設備を想定してみる。
(1)144MHz,Pt=1000(W),Gt=22(dBi)(4*17ele程度),Lt=0.5(dB)
(2)432MHz,Pt=1000(W),Gt=28(dBi)(8*31ele程度),Lt=1(dB)
但し、Pt=送信電力(W)、Gt=送信空中線利得(dBi)、Lt=送信給電線損失(dB)とする。

Pt=1000(W)=30(dBW)なので、送信側のEirpは、
(1)Eirp=Pt+Gt-Lt=51.5(dBW)
(2)Eirp=Pt+Gt-Lt=57(dBW)

ここで、当方での受信信号電力Prは、Pr=Eirp*Γ*Grなので、
(1)Pr=51.5-251.6+Gr=Gr-200.1(dBW)
(2)Pr=57-261.1+Gr=Gr-204.1(dBW)

この受信信号を受信システム雑音電力T(dBK)の受信設備で聞くことにする。CWでは受信帯域幅B=100(Hz)=20(dBHz)程度まで帯域を狭められる。
この時の受信機の雑音出力Pn=kTBは、
ボルツマン係数k=1.38*10^(-23)(J/K)=-228.6(dBW/K/Hz)とすると、
Pn=-228.6+T+20=T-208.6(dBW)

この時のS/N=Pr/Pnは、
(1)Pr/Pn=Gr-200.1-T+208.6=Gr-T+8.5dB=(G/T)+8.5dB
(2)Pr/Pn=Gr-204.1-T+208.6=Gr-T+4.5dB=(G/T)+4.5dB

偏波の回転等がない好条件の場合を仮定すると、144MHzではG/T≧-8.5dB/K、432MHzではG/T≧-4.5dB/Kの受信設備であれば相手局の信号がS/N=0dB以上で受信できると予想される。

144MHzでは宇宙雑音が最低でも約200Kなので、アンテナ温度を含めた受信雑音温度を400K程度見込む必要があると思われる。この場合はT=400(K)=26(dBK)となるため、必要な空中線利得G=17.5dB程度
となる。これは八木ならば2*11ele以上で実現できそうである。

432MHzでは宇宙雑音が最低で約15Kと小さい。アンテナ温度100K、受信雑音温度100K程度を見込んでおくと、この場合はT=200(K)=23(dBK)となるため、必要な空中線利得G=18.5dB程度となる。これは2*16ele程度のアンテナで実現できそうである。

Gを大きくするかTを小さくすることによってG/Tが大きくなり、受信性能が向上する。最低限必要となる受信性能がだいたい把握できてきたので、次回はこちらの空中線電力を200Wとして回線設計を行ってみる。

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某所が11月末で終了だったのだが、忙しくて移転作業を忘れていた。一部を除いてバックアップを取ってないので困ったが、仕方がない。ということで、こっちで続けます。
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