暗かったので、ちょっと画質が荒いですが、これ何だか分かりますか?

昨日、ご紹介した書斎の奥にあります。

ここは、当初からあった訳ではなく、大正10年以降の増築部分だと

分かっているそうです。

 

 

実は、洗面台だったんです。

殿が跪いて、お付の人が殿の着物の袖が濡れないように後ろで持ち、

もう一人のお付の人が、手ぬぐいなどを渡していたのかしら。。。

色々古い建物を見学してきましたが、やはり、こういう洗面スペースなどは

現代風にリフォームしておられることが多く、こういう跪いて使う洗面台は

初めて見ました。

 

 

こちらは、元 衣装室。

その隣に、

 

元 化粧室があります。

ここで、この戸定邸について解説している「百年名家」の録画を観られる

ようになっていたので、小1時間、解説を観てきました♪

 

 

衣装室から、その日のお着物を準備し、化粧室で着替えとメイクを

してもらう感じだったのでしょうか。

解説によると、昭武さんには子供が6人いらしたので、

子供用に増築し、独立した後に、衣裳部屋などにしていたのでは?

と書かれていました。

 

 

こちらは、奥座敷棟です。

 

 

昭武さんの居間としての役割と、後妻として入られた斎藤八重さんの部屋

として使われていたことがわかっているそうです。

 

 

こちらが奥座敷です。

 

 

ちょっと、オシャレな小窓がついていました。

 

続きます。