当日は、山門拝観が始まる9時まで、参道から外へブラブラしていたのですが、
まとめてご案内した方が分かりやすいと思いますので、山門拝観の様子を
ご紹介します。
山門拝観というのは、山門の上に保管されている様々な仏像や障壁画、
昔の方たちが残した自分の名前などの落書き?!を見学した後、
写真の矢印の先にある、回廊の部分をグルリと一周できるというもの。
(建物内は撮影禁止でした)
「善光寺」の寺額の真下に立って、参道を見下ろすとこんな感じです。
左側の眺め。
右側の眺め。
大勧進を見下ろすことも、
経堂を見下ろすこともできます。
そして、本堂を正面に見ることもできます。
サイトによると、山門の拝観は平成20年からできるようになり、
平成23年から、正面の参道を見下ろす眺望を見学できるようになり、
なんと、今年、平成29年から、回廊をグルリと一周して、
本堂をこんな風に正面から拝んで撮影もできるようになったのだそうです~。
タイミング良くて、嬉しいな~!
最初は、絶景に心を奪われ、足元を見ていなかったのですが、
冷静になって、フト足元を見ると、高所恐怖症気味の私には、
結構、怖い。。。 最後の最後に足がすくんだのでした(笑)。
ご存知の方が多いのかもしれませんが、
実は、善光寺だけ参るのは「片参り」と言われるのだそうです。
最初の善光寺の起こりでご紹介したとおり、
本田善光が最初に阿弥陀如来を安置したのは長野県飯田市でした。
そこから、今の場所へ遷すにあたり、飯田市には飯田元善光寺が置かれ、
両方参拝することを勧めてあるサイトがあります。
一方で、長野県上田市にある北向観音と両方参ることを勧めるサイトも
あって、長野の方たちにとって、どちらが主流なのか、聞いてくるのを
忘れてしまいました。
とはいえ、どちらも、善光寺から結構遠くて、
今回はどちらも行くことができなかったので、
いつか家族で車で行く機会があったら、地元の方に聞いて、
「両参り」できたらいいな~と思っているトコロです。
続きます。