お朝事のあと、他の見学が始まるまで時間があったので、

タクシーで省略してしまった参道を歩くことにしました。

すると、丁度、参拝後に、宿坊へ戻るグループの声が。

 

 

お坊様によると、この山門に掲げられた「善光寺」の文字の中に、

5羽のハトが隠れているというのです。

皆さんは裸眼で、私は望遠レンズでチェック、チェック!

「善」の上に2羽?! 後はわからない。。。

ネットで調べると、他に光に2羽、寺に1羽、隠れているそうです。

お分かりになるでしょうか?

 

 

山門を過ぎると、大勧進がありました。

善光寺は無宗派のお寺なのですが、敷地内にある、天台宗の大勧進と

浄土宗の大本願のご住職によって、本堂内での法要が行われています。

 

 

風が無いから、ここも鏡面になっていました。

 

 

仁王門が見えてきました。

この日の天気は、雨の予報でしたが、この時間は青空が見えてます。

こちらは、1752年に建立された後、2度焼失し、

現在のものは、大正7年に再建されたものだそうです。

 

 

仁王門の先には宿坊が並んでいて、いい雰囲気。

宿坊に泊まられた方々が、お坊様に連れられ、宿に戻っておられます。

ここで振り返ると・・・

 

 

仁王様が守っておられるのがわかります。

仁王像と背後の三宝荒神、三面大黒天は、高村光雲と米原雲海の作

なのだそうです。

 

 

紅葉が映える街並み。

 

 

この参道の敷石は、本堂普請後、路面の状態が悪かったため、

本堂前を西光寺、二天門跡から山門下までを伊勢出身の江戸商人

からの寄進で敷かれたのだそうです。

 

こんな風に長方形の石が規則正しく並べられたものは珍しいそうで、

現在も、およそ7000枚の石のほとんどが当時のまま使われているとか。

そんな昔からあるとは思えない、整備された参道になっていました。

 

 

続きます♪