府中郷土の森博物館の敷地内には、小川が流れていて、夏は目に爽やか。
その先にある、やや うっそうとした(笑)萩の道を進むと、
もう一軒の古い農家があります。
こうして見ると、こちらも農家としては大きな建物だったのかも。
こちらは、手前に大きな板張りの間があり、奥が畳になっています。
こちらは、旧 越智家の建物で、稲城市から府中に移築されてきたもの。
寄棟造りの屋根と広間を中心とした部屋割など、古い形式を伝えているそうで、
昭和48年に解体されていた木材を使って、昭和62年に復元されたのだとか。
10年以上、木材で保管されてたってことでしょうか・・・すごいな。
中には、高幡不動さんのやたがらすのうちわが飾られていました。
そこから少し歩くと、水車小屋があります。
武蔵野地方には、かつて網の目のように水路がひかれ、多くの水車が
あったそうです。土地が平坦なため、下掛け式か胸掛け式が多く、
この再現された水車は、胸掛け式になっているとか。
丁度、先生が沢山の留学生を連れて解説されていたので、
中は覗きませんでしたが、石臼1基、堅杵3基が据えられているそうです。
最後は、爽やかなブルーの紫陽花に見送られ、博物館をあとにしました。
長々とご紹介してきた、府中郷土の森博物館のご紹介はここまでです。
おつきあい、ありがとうございました☆