下社春宮の奥には、「万治の石仏」というのがあるそうなので、そちらへも
足を伸ばしました。
この川の上に橋がかかっていて、そこを渡っていくのですが、川は二股に
わかれていて、その浮島には、浮島社も祀られてました。
見ていると、ここにお詣りしていかれる方はほとんどいないのですが、
私たちが行った時は、ここで一人楽器(多分、笙だったかと)の練習を
されていて、とてもいい気が満ちていました。
手持ちの本には、ここには、願い事をかなえてあげたいという、とても
優しい神様がおられるので、お詣りするといいですよと、書かれていた
ので、子どもとちゃんとお詣りしてきました。
そして、こちらが「万治の石仏」さまです。
伝説によると、明暦3年、諏訪高島藩主諏訪忠晴が石の鳥居を寄進しようと、
石工がこの地にあった大きな石にノミを入れたところ、石から血が流れだした
ため、阿弥陀如来仏を刻み、ここに建立したと伝わっているのだそうです。
物事をばんじ丸く治めて願いを聞いてくれる仏さまとして信仰を集めている
のだとか。
お願いの仕方もきちんと書かれていたのでやってみました。
1. 正面で1礼。手を合わせ「よろずおさまりますように」と念じる
2. 願い事を心に念じながら、時計回りに3周する
3. 正面に戻り「よろずおさまりました」と唱えて1礼する
近くでは、お花が満開になっていました~。
ここは、とてもゆるやかな時間が流れている場所でした。
続きます。