これからの社会で生きていく為に -2ページ目

これからの社会で生きていく為に

2006年から日本は人口減少という問題を抱えることになります。そして今までのパラダイムが全く通用しなくなっていきます。このような状況の中でどのような社会が現れてくるか考えていきながら、想続というテーマが今後どのようになっていくか書いていきたいと思います。

人は成長する。

しかし、成長はしない。

成長しようという意欲。

そして自分の殻の中に閉じこもっていれば無理である。

自分の思うように人生を動かす。

これはある部分では出来てしまう。

今を見れば、過去が分かり、今を見れば未来は見えるのだ。

だから成長しないとも断言出来てしまう。

今の自分の延長線上にしか未来は無いからである。

未来は成長しているだろうか。

しかし、もう老いとのせめぎ合いである。

こんな状態で成長と老いをどう統合するのか。

かなり難しい問いなのだ。

落書きや書き込みのある本。べたべたした本。どんなに希少本でも、

COW BOOKSでは絶対に扱いません。意外に見落としがちですが、

煙草の臭いのある本も結構あり、これも決して扱いません。

何があっても選ばないし、売らないように徹底しましょう。

 

 

これも絶対に守りたい基本です。「店が狭いからしょうがない」というのは言い訳です。

書店で本棚を見ている目の前を、店のスタッフが通り過ぎるなど、

お客様は嫌に決まっています。どうしてもそこを通らなければならないほど急ぐことなど、

何もありません。

 

 

私の実家には扇風機がある。

この扇風機には私が小さな頃からずっと回り続けている。

そして今も現役である。

一方、昨日、壊れた扇風機は平成30年頃に買ったもの。

これがプラスチックの劣化によって壊れた。

何だか不思議である。

昭和に作られたプラスチックは劣化せず、平成は劣化によって壊れた。

本当に進化しているのだろうかと思う。

そういえば先日、皿が割れた。

この皿は半年くらい前に買ったもの。

一方で小さな頃からずっと使っているラーメン丼がある。

これはいまだに現役である。

これが日本の劣化を象徴していると言えるのかもしれない。

「心が静かな場合には太陽の恩恵を知ることができ、眼が明らかな場合には、

青く澄み渡った天空の広大無辺なるを知ることができる」とは、宋儒程明道の句である。

この青天白日-本具の本心・仏性-は常に自己の中に存在するもので、

己外に存在するものではない。この句を座右に掲げて自戒とするのがよい。

 

 

今日は真夏日だという。

そして私の部屋に扇風機が現れた。

しかし、倒してしまい、プラスチックが割れ再起不能に。

新たな扇風機が部屋にやってきた。

この扇風機の話は明日に。

 

話を戻す。

本日が真夏日だとすると、夏はどうなるか。

きっとどこかで都内でも40度が超える日がやってくるのだろう。

そしてスコールによって人は洪水被害に遭うのだろう。

もうこれは既に起こった未来。

想定なんてしなくても分かる。

今年の夏はいかに外に出ずに過ごすか。

これが課題となる。

いや、今年と書いたがきっとこれから死ぬまでこうなっていくのだろう。

もう人は夏に出てはいけない。

そんな世界になったのだと思う。

商品である古書をとにかくきれいにする。これはCOW BOOKSの基本中の基本です。

店をきれいにするのと同じように、本のカバーも中身も、いつもきれいにする。

お客様が「いいな」と思って手に取ってくれても、

店を出る時にはてが真っ黒になるようでは困ります。

たとえそれがどんなに貴重でも、みんなが探している本であっても、汚い本は扱わない。

このルールを徹底しましょう。