先日、パンレポを読んでいたら、
「ここの食パンに、自家製バターをたっぷりつけて食べると、最高にしあわせ！」
との書き込みを見て、バターの手作りに好奇心がわきました。
生クリームを振るとバターができる、というのは知識として知っていましたが、
簡単なことだけど、やったことはありません。
めずらしく、さっそくやってみました。
用意したのはこちら。
普段料理に使うものより、乳脂肪分が42％の高いものを使う必要があるそうです。
タカナシさんの説明によると、十分に冷やして、「音がしなくなるまで振る」
で、わりばしでかきませて、でてきた水分を取り除き、また降る。
これを3回繰り返す。
ふむふむ。
密閉容器に入れて、振ります。
音はしなくなりました。開けてみると、泡だった生クリームですね。
年に1度も生クリームを使わないので、まったく気づかなかったけど、
降れば、こうやって簡単に泡立てられるんですね。
もうちょっと振ってみます。生クリームがしっかり泡だって音はもうしません。
って、ちょっと待って。
ホイップクリーム状態になった生クリームのどこにとりのぞく水分があるというのでしょう？？？
ふたをあけて、わりばしでかきまぜてみたけど、当たり前だけど、水分なんてどこにも…
？？？
まるまる2日は冷蔵庫で冷やした後なので、温度が高くて失敗ということは考えにくい。
とりあえず、失敗と思い、これはこれで生クリームをつかったフルーツサンドもどきで
食べてしまいました。
そのあと、ネットでググったら、さらに振り続けなくてはいけないらしいです。
で、2度目の挑戦。
一度、生クリームが泡だって、音が全くしなくなった後、それでも振り続けました。
なんだか、テニスボールを振り続けてるような、間抜けな気分で振り続けてると、
あるとき、急にふっと軽くなって、
パシャン！
と音がしました。
その後、何回か振って開けてみると、
できてました～ 
なるほど、この水分を取り除けということなのですね。
で、もう一度振ります。
また少し、水分がでてきました。
もう一度振ったけど、もう、水分は出てきません。これで完成とします。
出来たバターです♪
さっそく、トーストに塗って～
いただきます！
・・・
ふつー
ちなみに、市販のバターを使ったときや、ケーキを焼いたときのような
「バターの香り」もありません。
市販のバターには、塩のほか、香料も入ってるの？
なんかちょっと肩すかしだったので、このバターで卵を焼いてみることにしました。
トマトとアボカドの卵炒め
中華ではなく、バターと塩だけのオムレツ仕様。
うーむ、やっぱりバターの香りはせず、いまいち気分がもりあがらない…
私たちが「バターのいいにおい」と思ってるのは、香料なんでしょうか？
なんとなく、期待とは違う結果でしたが、安全であることは間違いないし、
以前のように、バターがお店の棚から消えてしまったときは、この手でしのぐこともできますね。
実験としては大変面白かったです。
残りの生クリームは、カルボナーラで美味しくいただきました♪
ところで。
タカナシさん。説明に「音がしなくなるまで」ってありますが～。
それって、全然説明としてふさわしくないです。
普通のホイップクリームができた状態で音はしなくなりますし。
バターができると、音がしますよ～。
説明、変えたほうがいいと思います。
って、ブログに書いて、その声は届くのかな？
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