日本原子力発電は12日、定期検査中の敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の原子炉格納容器内で溶接作業中に火花がシートに燃え移るぼやがあったと発表した。けが人はなく、放射性物質の外部への流出もないという。

 日本原電によると、12日午後3時ごろ、作業員が格納容器の地下中2階で1次系冷却水を取り出す配管を固定する設備の溶接作業中、汚染防止用のポリエチレン製のシートに燃え移った。作業員がすぐに不燃性シートで覆って消火した。

 シートは配管から水が漏れた場合に備えて設置、上に不燃性シートを敷いていた。 - 47NEWS http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101201000804.html