うつ病、血液検査で診断 白血球の遺伝子反応に着目 | ワークライフバランス経営サポートセンター

うつ病、血液検査で診断 白血球の遺伝子反応に着目

7月11日 asahi.com


うつ病、血液検査で診断 白血球の遺伝子反応に着目


血液検査でうつ病かどうかを診断する方法を、厚生労働省の研究班(主任研究者・大森哲郎徳島大教授)が開発した。うつ病患者と健常者で白血球の遺伝子の反応が微妙に異なることを利用した。数年後の実用化を目指す。問診と併せて、数値化できる簡便な診断法が使えれば、患者の見逃しが減ると期待される。

(以下省略)


専門医でも難しいといわれるうつ病の診断に、新しい光がさしこんだともいえる研究成果の発表です。問診のあとに採血をすし、その後機械にかけて遺伝子の変化をみて、問診の結果とあわせて総合的に判断し、決定するということです。


高い確率で見分けられるようになれば、雇用主である企業にとっても本人にとってもメリットは大きいです。現状では企業側も医師の診断書に病名としてうつ病などと書かれていればあまりそれを疑ったりすることはできないですが、実際に疑わしいヒト(他の病気の場合もある)もいるので、血液検査が一般的になれば、そのあたりが明確になります。なによりその病気のそもそもの原因解明にもつながるのではないかと思います。