いまものすごい、
贅沢をしてきました。
仙台市博物館にきて、真っ先に向かったのは応挙の「牡丹孔雀図」のある「第3章 プライス動物園」。
応挙の牡丹孔雀図だけでも陶然としてしまいますが、
その隣には長沢蘆雪の「牡丹孔雀図屏風」二曲一隻。こちらはプライスさんのコレクションですが、宮城会場では4/9~5/6の後半の展示でした。
ということは、
この2作品を並べて眺められるのはこの期間だけ。
もうあまりの贅沢にボーゼンです。
そしてやはり応挙の孔雀は素晴らしかった。
愛知県美術館でみた「牡丹孔雀図」とはまた構図がちがうのですが、
孔雀の尾羽の触感まで伝わってくるような描写。
孔雀については子供の頃、近所の公園でずっと見ていたし、当時はセキュリティが完璧甘かったので、
檻からよく孔雀の羽を拾って持ち帰り、よく観察してきたので応挙の凄さがわかります。
孔雀の羽のあのジャラッとしつつも冷んやりと滑らかな感じが絵から伝わってくるというのがすごい…。
展示換え後の絵は、今日きてよかった!と思わせてくれるものが多く(いや前回は前回でよかったのですが)
講演会の時間まで陶然として過ごす予定です。
(息子は常設展やキッズコーナーや、なにしろ企画展以外にも見所があるので、
館内だけで過ごすように伝えてフリーです)
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