校内合宿。
それは。
1年生から6年生までの総勢18人の子が校内に2泊3日し、
弱音を吐かず、最後まで自分たちで食事支度も布団の上げ下ろしも、
とにかく一切をやる、という行事。
なにからなにまで、です。集合時間も、行事の進行も、準備も後始末も。
上級生はほかの子が昼寝をしている間に、米を研いでしかけておいたり、
一年生もそれぞれの仕事があって、お客さんではいられません。
息子なんか、ほんとうに落ち着きのない人なんだが、
びしっと背筋を伸ばして、
おわりの会の最初から最後まで聞いていて、表情まで
がらっと変わった感じでした。
(授業参観に行ったときはまるっきりうちでの息子と同じだった)
ほかの子たちもみんな。1年生なんか、ついこないだはあんなに幼かったのに、
もうみんな「聞く準備」もできるし、お返事もお辞儀もできる…。
そんでもって、最後に、
「さよなら」という儀式がありまして、
校内合宿を終わります、と言うと同時に、
生徒たちがみんな、
「やったぁー!!」
とそれまでの緊張をほどいて、お母さんたちのところに
表彰状(ひとりひとりに合わせたオリジナル表彰状なのだ)を
もってきたり、
合宿のことを報告したり、
打ち上げ、って雰囲気になったんです。
野球だったら、ビールをかけあっている感じ。
そのときの、ヤッタ!という表情の子どもたちがたまらんかったです。
いいもん見せてもらいましたー。
去年は仕事があって、このいいところを見逃しましたが、
来年もぜひ参加したいと思った私です。