ポップ・アート展 3 ヴィック・ムニーズ | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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さて、


「マネとモダン・パリ展」での痛恨としましては、


マネの「オランピア」の実物はなかったということでしょうか。

いえ、もし来ているなら、ポスターはモリゾじゃなくて

オランピアだったでしょう。


でも、私はかえってそれで実物のオランピアがみたい気持ちに

火が着いちゃって!


みたいぞいつか絶対どんな汚い手を使っても。


そういえば、「ルーヴル美術館展」を観に行った時、


例の、フェルメールと言えばあれだろ的な「真珠の耳飾りの少女」が

ないじゃないか、と、抗議でもないんだけど、質問している紳士がいたなあ。



気持ちはわかります。だってたしかチケットがその青いターバンをまいた少女だった

んだもん。あの紳士も、火が着いただろうなあ。


(この辺、確かめないで書いているので、記憶違いがたんとありそうですが

気にしないように)





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火がついた私にさらに追い打ちをかけるかのごとき、


ヴィック・ムニーズの「オランピア」。

チョコレートソースで描いたオランピアを写真にとったもの。



そういえば、ポップ・アート展では写真を使った作品も

多くみうけられました。


次の瞬間、なくなってしまうかもしれない素材をわざと持ってきた作品が

多いからでしょうか。ハプニングを作品のひとつの要素としている…。



チョコレートの艶というかてりで、オランピアの目に星がはいったように

なっていたのが印象的でした。


それにしても、チョコレートソースなんてやりなおしが効かない、

一発勝負素材でよくここまで、と思う。画家だもん、といえばそれまでですが、


その筆力をなぜチョコレートシロップに、とも思います。


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「りんご、桃、洋梨、葡萄、セザンヌ」(雑誌の絵画)


雑誌の絵画、とあるのは、雑誌を円く切り抜いたものを

たくさん、山下清の貼り絵みたいに貼って貼って、

モザイクみたいにして作られた作品だからでしょう。



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こちらは、「ひまわり」。



画像が小さいとまるっきり、ゴッホのあの「ひまわり」その

ものに見えます。


どういう計算をして、どうやって描いたのか。




ナディア・コマネチの段違い平行棒の演技を描いた作品も

印象に残るものでした。



モンローにしてもコマネチ、セザンヌ、ゴッホ、いずれもよく

知られた、「ポピュラー」な素材というか、対象物ばかりです。


そこをいろんな素材で勝負する。



現代画家の作品は、ものすごく面白くて、もっと見たい!

という画家もあれば、


なぜこの絵が…という理解に苦しむものもあり、



自分のなかの絵に対する許容度を試されている一面も

あった気がします。


でも、この絵も自分、オッケーなんだ、へえ、という感じで、

むしろ自分が思ったより、オーケーな鑑賞者であることを知ったのは、


よい経験だったと思います。


まとめみたいですが、


ほかにもいろいろおもしろい作品はあったので、

またあとで、記事にしたいと思います。


自己満足ブログですけん…。