2010年春の女王戦 19 三回戦 悪夢への挑戦 お汁粉 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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もう奈良に着いた時からいやな予感はしていた気がします。


で、あの高速餅つきをみて、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!と。

で、会場にキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!わけだが。


まさか、2007年春の女王戦のお汁粉で敗退したあのころとは違うし
よもやご帰宅なんてことは思いませんが、


でもこのメンバー、宮西さん以外はめっちゃ甘いもんが好きって
顔をしてるじゃないですか。


宮西さんもふつーに甘いもんがすきそうな気はしますが、
彼女が甘いもんのでか盛りにチャレンジしているところは
想像できない…って偏見?


私はこの勝負は、最下位でもいいや、と思っていました。

抜ければいいんじゃー、


とは思うものの、トラウマ食材を持ってくるとは、やってくれたな、

って感じだ(笑)。



でも、私の中に、もう一度お汁粉をやってみたい、という挑む気持ちも
あったのはほんとうだ。




だから、表面的には、私が甘いものに弱いと思ってよくも出しやがったな!

なんだけど、内心は、




うれしいことをしてくれるじゃねーかこの野郎、


というツンデレみたいなさ(笑)。




一度ギブアップした食材をもう一度やるのって、嫌なひとは嫌だと思うけど、
私はいままで何度もそうやってトラウマを乗り越えてきたのでね。


…もう3年近く前になりますが、「五重塔ハンバーグ」のオニオンでロケがあって、

そのときは3重の塔にチャレンジしたんですが、これがあと50gくらいのところで
タイムアウト。




それじゃあ、番組にならないってんで、翌週、今度は2重の塔、つまり、
2kgのハンバーグとライス・サラダ・スープのセットに挑戦、というのを
撮り直しました。



すっごくブルーでした。



フジテレビでやっていた「腹ペコ乙女」という番組だったんですが。


このとき自分の実力がよく分かっていなかったので、安易に引き受けたんですが、
そういう安易さも含めて、自分ってダメだーと思った出来事でした。






その翌年、2008年の混合戦直前にリベンジに赴き、こんどは五重塔を40分台で完食したもんねっ!




60分で5kgのハンバーグとライス・サラダ・スープなんて、無理無理、と思っていたのに、
なにごとも為せば成る、ですよ。




というわけで、私は口ではいやだーもう負けるーとか言いながら、内心ちょっと、


久々の、挑む気持ち、

になっていました。


だって、私なんか鉄壁じゃないですかあ。

どこをどうついても、負けそうな気配がないよ?




という自分自身の奢りに喝を入れるためにも、これは
むしろチャンスじゃあ!とまで思いました。


で、そこに伝説の女王赤阪さん登場、ですよ。



赤阪さんは、私がお汁粉で敗退したことも、それで
ブルーになっていることも分かってくれていて、



「菅ちゃんなら大丈夫やから」

と、手を握ってくれました。この時、最下位でもいいや、という
気持ちが消滅し、代わりに、


絶対トップを取る!

という気持ちになってしまったんでした(笑)。


最下位でもいいや、というのは、正直なことを言えば、


まんまと佐藤さんに負けたら悔しい、という気持ちで、


つまり、



逃げを打っているわけだ。



やっぱり、正々堂々と勝負しよう、

と思いなおした瞬間でした。




赤阪さんの前で、情けない勝負はできないっていうか、
かっこいいところを見せたいですよ、やっぱり。



赤阪さんも、菅ちゃんならできる、と見守ってくれていたし。


幸いなことに、お汁粉といっても、二つのおもちがけっこう
ボリューミーだったので、

これは容量勝負に持ち込める、と思った私です。


容量なら私に適う選手は、この場にはいません。

それは昨夜の「うなぎのひつまぶし」で証明済みです。


佐藤さんが甘いもんがすきでまた得意なことは知っていました。

だって羊羹がすきだと言っていたし、6kgのプリンを食べきったことも
あるし。


というわけで佐藤さんから目が離せない勝負になるな、と思い、

また、昨日はとうとういいとこなしだった梅村さんも、

そうとう甘いものがすきでまた強い選手です。


というわけで、今日はデッドヒートじゃ!

と思っていたら、やっぱり梅村さんが最初からとばす勢いでした。


私は3年前のお汁粉の教訓を思い出し、むやみには飛ばさないで、
最初の1,2杯は様子見。


それから、徐々にスピードをあげていって、あとは一定のスピードで
たべつづける…そういう作戦というか、それ以外に手はないですよ。


甘いものはあとから一気に遅れを取り戻すというのもしにくい食材だし、
ある程度のスピードは保たなきゃーというところ。


そのうち、私がトップに立ち、つづいて佐藤さん、という展開になってきました。



予想通り、甘いものに弱そうな宮西さんと、他の選手たちに比べると経験不足の
ゆうかちゃんが最下位争いを展開していました。


が?


あとで聞いたら、カメラの伊藤さんが、


「大丈夫だ、菅原が止まるから!」



と宮西さんを励ましていたそうです。…しっつれーねー(怒)。


いくらなんでも、そこまで弱くねーよ!(怒)





でもまあ、人ってそんなもんです。


「過去の記録」で人を見ているんです。


伊藤カメラマンには、今回は国内までのお付き合いだったのですが、

ぜひ海外まできて私のカッコいいところを映してもらいたかったわ(笑)!



ところろで、終盤になっても、



佐藤さんが止まりません。


ええー、勘弁してよ、という感じです。




思わず、

「止まれ!」

と口走っていました。もちろん、冗談ですけどね。


止まれと言われて止まる選手はいませんって。


最後の最後で、私もせめて同率に持ち込もう、という意地で
49杯目を食べきりましたが、



結果は、49杯と半分対49杯。同率一位じゃなく、二位。


でもまあ、私はお汁粉のトラウマを晴らしたし、
お汁粉ってやっぱりおなかいっぱいたべると、
気持ちいい、という気分で終了できたからいいです。


でもね。


このときのお汁粉って、熱くなかったし、
そんなに甘くなかったし(さとう(ロシアン)さんの
言葉でいえば、豆豆しい)、食べやすかったんですよ。


2007年の女王戦の激熱激甘のお汁粉に比べたら、
全然ぬるかったですいろんな意味で。


ぬるかった、というか、


安全性が高かった、というか!(爆)



ここまで頑張ってついてきていたゆうかちゃんが
ご帰宅となりました。



残ったのは、準優勝経験がある、宮西さん、さとうさん、梅村さん。

優勝経験がある佐藤さん、そして女王の私の5人。


でも、ゆうかちゃんの一生懸命な戦い方は気持ちよかったです。


ロケバスで一緒に旅を続けていると、勝負以外の時間の方が
当然ですが長いので、だんだん、親しくなっていきます。


もうすこしで、もっと親しくなれるのに、
というところでご帰宅というのは、切ないものですが、



ゆうかちゃんは最後まで周りを笑わせながら、
海外旅行用の重いスーツケースをひっぱって、

帰って行きました。





あそこで撮った、

「よくも私より食べたな」のやりとりは、


べつに誰にどう言われたわけでもなく、
そんな台本があったわけでもなく、


素の私です。そんでもって素の佐藤さんです。


あんな感じで、冗談ぽくしゃべっていました、ずっと。


冗談のつもりなんですけどね、私はあくまでも。


佐藤さんも、あんな美人なのに、そしてそれを自分でも
充分に自覚しているくせに、

いじめられっ子キャラが板についているから…。


なんか、私がいじめているみたいでしたか?

でも可愛いと思っていたんですよ、ええ(笑)。



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赤阪さんは、みんなの憧れの人です。



短い時間でしたが、ご一緒できて嬉しかったです。