失業時の健康保険① | 京都のモーゲージプランナー 児嶋雅幸 の住宅ローン相談室 | 京都 大阪 奈良 滋賀| ファイナンシャルプランナー | 社長ブログ

失業時の健康保険①

長引く不況の影響で、現在、失業中の方も多くいらっしゃるでしょう。
また急激な円高の影響から、
製造業を中心にこれからの雇用情勢も一層厳しくなりそうです。

万が一、失業してしまった時に不安になる事の一つに
健康保険の問題がありますね。

失業時に健康保険の手続きを忘れていたり、
手続きをしなければいけない事はわかっていても、
国民健康保険に入ると保険料が高くなるので、
あえて加入しない方もおられます。

ですが、健康保険制度は、国民全てが何かの健康保険に加入する事を
義務づけられています。
その上、万が一の病気やケガの時に健康保険に加入していないと、
治療費を全額自己負担しなければなりません。

例えば、ちょっとした風邪で病院に行ったとしましょう。

健康保険に加入していれば、
2,000円ほどで済んでいたとします。

これは、健康保険から7割が支払われるため、
実際に必要な治療費の3割しか支払っていないのです。

しかし、健康保険に加入しないで、風邪などで病院に行くと、
約7,000円弱ほど支払うことになります。

風邪ぐらいでもこの金額ですから、
もっと大きな病気をしたときに支払う金額は、
とても失業中に支払えるものではありませんね。


失業時の健康保険の加入には、下記の3つから検討し、
少しでも健康保険料が安く済む方法を選択してください。

1.任意継続被保険者になる
2.国民健康保険に加入する
3.家族の被扶養者になる


それぞれの保険には、加入できる条件があります
また国民健康保険には、お住まいの地域によっては、
保険料の減免や支払い猶予などの制度もあるのです。

決して、健康保険に未加入のまま放置する事だけはしないでください。