下の兄の瞬は、持田裕紀のバックアップで、ギタリストとして、がんばっている。
彼は、瑠璃の親友であり、Cチームのメンバーである、藤堂美花と結婚し、二人の間にも、瑠璃に遅れる事５ヶ月で、男の子が産まれた。
水島家は、急に二人の孫ができ、右往左往する日々。
同じくCチームのメンバー友永良太と鈴下妙も数年前ゴールイン。
やはり、瑠璃から遅れる事、６ヶ月後、男の子が産まれた。
独身を貫くと豪語してた、門間優斗は、松本塾の一員である、２歳年下の子と結婚。
溝渕浩平と、宇野遥は、学生時代からずっと付き合っているが、今でも入籍はしていない。
今後もするつもりは無いという。
でも、とても仲が良く、こんな風にのんびりできる時はあまり無いと、二人、リュックを背負って、ヨーロッパ旅行に出かけた。
坂上慎太郎は、以前から書いていた、脚本が認められ、映画化され、大忙し、同時に、他の作品の脚本の依頼が殺到し、家に缶詰になる日々。
田中明は、２年前に母親が交通事故で急死した後、父親と二人暮らしだが、最近体調が優れず、病院で、余命を言い渡されてしまった。
兄が一人いるが、転勤で、九州で、奥さんと、子供と住んでいるため、身動きが取れず、明一人で、面倒を見ている。
ブロードウェイでの仕事が入れば、父の面倒を診る人がいないので、どうしようかと思っている時の、瑠璃と圭介の休業で、タイミングが良かった。
秋野百合は、急にモデルの仕事が増えた。
ブログをやっていて、彼女の個性的な、服装の趣味が話題を呼び、まず、雑誌で、引っ張りだことなり、最新ファッションの発表会等で、引っぱりだこになっている。
人生の大きな、転機が瑠璃や、圭介だけでなく、Cチーム皆にそれぞれの形で、おとづれていた。
その後、そんな最中、２度目の別キャストでのブロードウェイの公演が始まった。
前よりは、良いけれど、やっぱり、評判は、あまり良くなくて、それでも、何とか、予定通り公演を終えた。
この作品のファンの方々から、次の公演は、やっぱり、前のキャストで！と強い要望があり、来年の公演は、また、皆で戻ってくれないかと打診があった。
アメリカのキャストは、皆が戻るなら是非！と言ってくれていると。