今、オーストラリアが熱くなっています。気温ではなく経済が、です。


アメリカや日本で「バブル」が崩壊した時、オーストラリアは鉄鉱石などの輸出が激減し、
経済が冷え込みました。
しかし、リーマン・ショックでアメリカ経済が、日本がいまだに立ち直れない中、
米ドルが下がっても豪ドルは値を下げないのはなぜでしょうか?


オーストラリアの経済基盤がしっかりし、社会資本の蓄積が出来てきたからです。
インフレ傾向は確かに強く、あたかも「バブル経済真っ最中」のようには見えますが、
その背景には強くなった中国経済、インドの台頭による下支えがあります。
インドはいつの間にか世界のIT産業の担い手として位置を確立し、
多くの富裕層を生み出し、シドニーへ大量の観光客を運んでいます。
こうして余剰資金がオーストラリアへ注がれ、さらに海外からの投資熱に拍車をかけているのです。


大都市近郊では、「不動産、株価、資源価格」すべてが、過去平均を上回り、
バブル状態のように見えますが、おそらくこのまま安定の方向で進むものと思われます。
その要因は大きく分けて二つあるでしょうか?


一つは、資源価格は上がることはあっても、下がることは限りなく少ないからです。
オーストラリアは世界有数の資源保有国であり(石炭、鉄鉱石、レアメタルなど)
資源価格の高騰の裏には中国やインドが、急激に経済成長を遂げている中、
石炭や鉄鉱石などを買いあさっており、それが資源価格を急激に高騰させているのです。   


中国やインドの投資家、企業、政府要人がオーストラリアでの買い付けや
企業提携に躍起となっており、オーストラリア人の中には
オーストラリアは人口が2400万足らず、このままではいずれ
中国に乗っ取られると危惧する人が出始めています。


もうひとつはこうした安定した経済環境にあるオーストラリアへの期待から、
世界の投資家がマネーゲームの矛先をオーストラリアに向け始めているからです。


日本でみたバブル経済の崩壊、オーストラリアはいかにしてそれを切り抜けるのでしょうか?
中国、インド経済の急成長の力を借りてオーストラリア経済は力をつけてきましたが
資源ブームが過ぎ後を見越して、今、食糧品輸出に力を入れています。


かって農産物の輸出が主だった中国が、農産物輸入国に転落し、
世界は食料品不足で人類の生き残りを掛けた戦いに入ることでしょう。
その時オーストラリアが果たせる世界貢献を考えれば 
今こそオーストラリアで起業することの意義を見出すはずです。

クリエイトするビジネスマンにとってはビッグ・チャンスではないでしょうか?
これを機に次世代ビジネスを考え、新しいビジネスを始めてみてはどうでしょうか。


私もプロポリスを飲んで気合を入れ直して新しいビジネスを考えてみようかな音譜

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